まもなく夏休みに突入のこのシーズン、今年の夏のおでかけ先はお決まりですか?
京都府内にはさまざまな魅力あふれる夏のお出かけスポットがありますが、今回はその中でも特に“フォトジェニック”なお出かけスポットをご紹介します!
【1】夕日ヶ浦の海岸に佇む大きなブランコ
ビーチブランコゆらり@京丹後市夕日ヶ浦
設置期間:2019年3月22日~2019年10月末頃
まず1つ目は、京丹後市網野町の夕日ヶ浦海岸に設置されているビーチブランコ「ゆらり」です。流木などで作られた高さ5メートル、幅約4メートルの大型木製ブランコで、2017年の春に初めて設置されたところ、この“青い海と白い砂浜に映える大きな木のブランコ”は一躍大人気となりました。
そして、インスタグラムなどのSNSを中心にその人気が更に爆発した訳とは……
この夕暮れ時に撮れる超フォトジェニックな写真!!
「夕日ヶ浦」の名前の通り、京丹後市網野町の夕日ヶ浦は、夕日の景観が京都府内随一と言われています。夕暮れ時の海岸線に真っ赤な夕日が沈んでいく様子は、雄大かつ幻想的でドラマのロケ地になったことも。
そんな夕暮れ時はシャッターチャンス!
グラデーションがかった空のマジックアワー時に撮ると、写真のようなまるで絵画のような光景が撮れることも……夕日が抜群に美しいこの場所だからこその光景です。
そんな美しい時間をオリジナルドリンクで表した「マジックアワー」(600円)が期間限定で新登場!甘酸っぱい爽やかな味は夏にぴったり!
※7月1日から9月29日まで京丹後市内の「かに一番」「お菓子司あん」「ふく松喫茶」で提供されます。
SNS映え抜群の「ビーチブランコゆらり」は、今年の夏も訪れる人々をお待ちしています。
■■INFORMATION■■
京丹後市観光公社
TEL:0772-72-6070
https://www.kyotango.gr.jp
こちらも要チェック!【期間限定】城崎・天橋立ダイレクト列車運行!
https://www.kyotango.gr.jp/kawaraban/2600/
【2】京都にあった!自然が創り出した奇跡の絶景
青の洞窟/愛の洞窟/京丹後の大自然@京丹後市間人
運行期間:2019年6月~2019年9月頃
京丹後市間人(たいざ)の犬ヶ岬にある「青の洞窟」は、本場イタリアの青の洞窟に勝るとも劣らない奇跡の絶景です。このような青い光景が見られる訳は、海底の砂がこの小さな洞窟内に入ってきて、空の色を反射させているからだと言われています。洞窟ごとに地質が違い形も違うのですが、たまたまこの洞窟の形状、砂の侵入とたまり具合など、さまざまな偶然の条件が重なって、この神秘的な光景が見られると考えられています。青の洞窟自体は全国にもいくつかありますが、京丹後が他所と違うのは、見るべきものが1つではないということです。
青の洞窟のほど近くにあり、カップルに人気の「愛の洞窟」は、入り口に隠れハートマークがある人気のスポット。写真の洞窟の入り口の右側にご注目。これ、よく見ると人の横顔に見えませんか?地元では、愛の洞窟にちなんで“女神ヴィーナス”と呼ばれています。愛の女神が入り口を守る「愛の洞窟」、ロマンチックですね。
「青の洞窟・愛の洞窟探検ツアー」は、間人のまちを元気にしたい!と活動している「京丹後竜宮プロジェクト」が主催しています。このツアーでは京丹後の海のマイスター(大ベテランの漁師さん)が、エメラルドグリーンの大海原を遊漁船とび丸タクシーでご案内。
山陰海岸ジオパークや、屏風岩始めさまざまな奇岩がある海域、犬ヶ岬に刻まれた獅子の顔、犬崎観音などなど、洞窟以外にもたくさんの見所を案内してくれます。
「来ていただいたお客さんに、大自然のパワー、エネルギーを体感してもらいたい。」そう語ってくれた海のマイスター。
この夏、大自然を感じたい、人生を見つめ直したいという方、京丹後・間人へ行ってみませんか!?
■■INFORMATION■■
青の洞窟・愛の洞窟探検ツアー(要予約・現地宿泊客優先)
予約・問い合わせ:0772−75−2639(京丹後龍宮プロジェクト/うまし宿とト屋内)
場所:竹野漁港(京丹後市丹後町竹野)
時期:6月〜9月/9時半〜15時半の間で1時間程度
料金:2人利用の場合は1人5,000円/3人利用から1人4,000円
※1人でも乗船可能(要問い合わせ)/乳児不可
※海の状況によっては出港できないこともありますのでご了承ください。
【3】まるで映画のワンシーン…水の上を走る列車
由良川と丹後鉄道@宮津市
青い空と清らかに澄んだ水面。水面の上には赤い橋がかかり、そこを電車がトコトコと走っていく様子は、まるで映画のワンシーン! この可愛らしい光景が見られるのは京都丹後鉄道・丹後由良駅の東、由良川の河口です。水から由良川橋梁までの距離は、わずか6メートルなので、まるで水の上を走っているようにも見えますね。
撮影するなら丹後由良駅から国道178号線を北(由良川上流)の方角に少し歩いて行ったところにある由良川河畔、全体を見渡すならば南下したところにある「安寿の里もみじ公園」がオススメです。丹後地方に伝わる“山椒大夫”の伝説にちなんだ場所で、安寿と厨子王の像が立ち、展望所からは由良川を一望することができますよ。
■■INFORMATION■■
お問い合わせ:0772-22-8030(天橋立観光協会)
由良川橋梁
京都府宮津市由良390-14
アクセス:京都丹後鉄道宮舞線「丹後由良」駅から徒歩15分
安寿の里もみじ公園
京都府宮津市字由良
アクセス:京都丹後鉄道「丹後由良」駅から徒歩約25分、車利用の場合は宮津天橋立ICから車で約20分
【4】グランピング✕幻想オーロラショー
GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓@南丹市
夏季営業期間:2019年3月16日〜2019年11月24日
京都府中部“森の京都”南丹市のるり渓高原にある「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」では、オシャレ&フォトジェニックなグランピングテントからバンガロー、トレーラーハウスまで46のグランピングサイトを有しています。隣接のるり渓温泉での入浴が可能で、周辺にはるり渓十二勝が見られる渓流遊歩道や広大な公園ポテポテパークなどがあり、大自然を満喫できる京都府内屈指のグランピング施設です。
煩わしい準備がいらず気軽に始められるお手軽なスタイルのキャンプが人気の昨今、もちろんこちらでも予約さえすれば食材・食器・調理器具はGRAXが準備してくれるので手ぶらでOK。あとは自分達でワイワイ調理していただきます。豪華なグランピングテントで迎える夏の夜は、特別かつ非日常感を味わえるでしょう。
るり渓の夜と言えばこちらもオススメのフォトジェニックスポット。京都るり渓温泉for REST RESORTの敷地内で見ることができる共感型イルミネーション「シナスタジアヒルズ」では、先進的なデジタルアートが見る人を幻想的な世界へと誘ってくれます。そして、2019年3月からスタートした日本最大級のオーロラショー「天空の芸術 オーロラエクスペリエンス」も要チェック!気象条件によって見え方が毎回変化するのもこのショーの醍醐味で、幻想的な色彩美と光の世界は、息を飲むほどの絶景です。
■■INROMATION■■
京都るり渓温泉for REST RESORT
TEL:0771-65-5001
http://rurikei.jp
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【5】花の色が変わる!?不思議なお花畑
北山友禅菊@京都市左京区久多
見頃の時期:7月末〜8月5日くらい
京都市左京区の最北端、京都府と滋賀県との境に位置する久多地区。雄大な自然に包まれた久多の地に夏限定の絶景スポットがあります。着物の友禅染のように美しく、洛北地方にちなんで名付けられた「北山友禅菊(きたやまゆうぜんぎく)」が咲き誇るのですが、夜明け前は青い紫、太陽の日を浴びると赤い紫に、花の色が変化するとても不思議なお花畑なんです。
上記写真と比べても、違いがわかりますよね。元々、朝鮮嫁菜(ちょうせんよめな)という青い菊の品種改良を重ねた結果、北山友禅菊が誕生しました。地域の活性化のため、休耕田を利用して1996年から毎年栽培が始まりました。
北山友禅菊の花畑は例年7月末に満開を迎え、8月中旬(お盆の頃)まで見ることができるそう。花の最盛期は、7月25日前後〜8月5日くらいだそうです。運が良ければこんなフォトジェニックな光景に出会えるかもしれません(この白馬はとある有名神社の祭事用の白馬で、久多で飼っておられるのだそう。北山友禅菊の花畑まで散歩に来られるんですって。)久多で北山友禅菊を見ることができる場所は中の町、宮の町、上の町です。
北山友禅菊のお問い合わせ:090-7757-6123(常本治)
京都市左京区久多宮の町203
※駐車場→農家民宿治良吉駐車場・龍宝寺駐車場も利用可(500円)