7月の京都といえばコンチキチンの「祇園祭」。祇園祭は八坂神社の祭礼で、7月1日から1ケ月間行われます。
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17日（前祭）と24日（後祭）に行われる、祭りのクライマックスともいえる山鉾巡行には全国からたくさんの人が訪れます。
その巡行の前日・前々日を「宵山」「宵々山」といい、四条烏丸界隈を中心に屋台がたくさん立ち並びます。そう、祇園祭のもう一つの魅力でもあるのがこの宵山・宵々山！各山鉾の手ぬぐいや御朱印などの限定グッズのほか、祇園祭の時にしか食べられない期間限定の絶品グルメがたくさん登場します。その中からKYOTO SIDE編集部おすすめの3品をご紹介。
行列必至！膳處漢ぽっちりの「しみだれ豚まん」
四条烏丸にほど近い中国料理店 膳處漢（ぜぜかん）ぽっちりでは7月13～16日の4日間限定で「しみだれ豚まん」が販売されます。フカフカの生地に中国醤油が練り込まれた少し大きめの豚まんは、豚肉のほかにタケノコやキクラゲなどが入り大ボリュームでずっしり！購入時に香ばしい醤油ダレをたっぷりしみしみになるまで塗ってくれます。大きいながらも食べ飽きないシンプルな味付けで、やみつきになること間違いなしの、宵山グルメの中でもトップクラスの人気を誇る逸品です。
お店の前は食欲をそそる香りが漂い、販売初日から長〜い行列ができるほど。各日、売り切れ次第終了なので、お店が始まる11時頃～昼過ぎを狙うのがおすすめです！
【商品情報】しみだれ豚まん 500円
■■INFORMATION■■■
膳處漢ぽっちり
075-257-5766
京都市中京区天神山町283-2
ランチ11:30～15:00（14:00LO）、ディナー17:00～22:30（21:30LO）
無休
https://kiwa-group.co.jp/zezekan/
占出山のご利益を授かれるかも？大極殿本舗の「吉兆あゆ」
祇園祭の山鉾の１つである占出山（うらでやま）は、御神体「神功皇后」が鮎を釣って戦いの勝敗を占い、またその戦いを勝利に導いた後、皇子を出産したことから、安産と勝負運にご利益があるとされています。その占出山でしか買えない「吉兆あゆ」（7月13～16日）は、カステラで有名な老舗和菓子店・大極殿本舗で作られます。
粽（ちまき）の形をしたパッケージを開ければ、ふわりと漂う香ばしい匂い。吉兆あゆはやわらかい生地の中にはもちーっと伸びる真っ白な求肥がたっぷり入った、鮎の形をした夏菓子です。しかも吉兆あゆは祇園祭期間中は粽型のパッケージで販売されますが、中のお菓子は「若あゆ」として5月中旬～9月中旬に店舗で購入できちゃいます。もっと食べたいな～と思った時は、まだまだ食べられますのでお見逃しなく！
（ちなみに、一般的に売られている山鉾の粽は食べられませんのでご注意を！）
【商品情報】吉兆あゆ 1188円
■■INFORMATION■■■
大極殿本舗 本店
075-221-3323
京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590
9:00～19:00
無休
山鉾巡りのお供に 永楽屋の「水あずき」
鯉山町にある京佃煮と和菓子のお店 永楽屋 室町店では、この祇園祭の期間中だけ頂ける夏ドリンクがあります。その名も飲む水羊羹「水あずき」。夏にあんこ？甘すぎない？と思われるかもしれませんが、実はのど越しよくさっぱりした甘さで、さらりとしたこしあんとふるふるの寒天が織り成すコンビネーションが絶妙！さらに練乳も隠し味として入っており、あんこと乳製品の間違いない組み合わせに思わず笑みがこぼれる、熱気あふれる祇園祭にはもってこいの人気ドリンクなのです。
また、お店がある鯉山は後祭なので、17日前祭の山鉾巡行後、24日の巡行まで購入できるのもうれしいですね。7月13～24日（18日は休業）の11日間販売されますが、数に限りがあるのでお早めに。営業時間も変則的なので要チェックです。
【商品情報】水あずき 350円
■■INFORMATION■■■
永楽屋 室町店
075-255-6601
京都市中京区室町通蛸薬師上る西側
9:00～18:00（祇園祭中は変更あり、下記参照）
http://www.eirakuya.co.jp/
祇園祭オススメの限定グルメ、この期間中にしか食べられないレアなものばかりです^^
今年はぜひ、これら限定グルメをゲットして祇園祭をより楽しんでください。
