京都府内のあちらこちらを取材で巡っていると、いろんなご当地マンホールに出合います。
ご当地マンホールとは、その土地の観光名所や名産品などを象ったデザインマンホールで、全国各地で展開されています。ファンも多く、2014年にはマンホールの魅力を伝える「マンホールサミット」も開催される人気ぶり。マンホールの写真を集める「マンホーラー」も増えているのだそうですよ。
府内各所に取材に行くKYOTO SIDEライター陣も、マンホールを見つけるとその都度、パシャリパシャリと写真を撮っていたのですが、せっかくなので今回はその中からいくつかご紹介♪ 過去記事とともに、お楽しみください!
ライター撮影の京都府ご当地マンホール5選
南丹市美山町
かやぶきの里・美山で撮影したマンホールは、清流を泳ぐ鮎を象ったもの。
美山は、芦生原生林を源に流れる由良川が育んだ鮎を釣るために多くの釣り人が訪れる、日本でも有数の漁場です。※鮎釣りには解禁期間があるのと、魚漁券が必要なので要注意。
森の京都・美山は紅葉もキレイなので、もみじ狩りにぜひ行ってみてください♪
与謝郡伊根町
伊根町のマンホールは、まちの象徴である舟屋と、船。
伊根湾をぐるりと取り囲むようにして並び立つ舟屋群は、世界中探してもここ伊根にしかない風景で、ドラマや映画のロケ地としても有名です。
今年新しくオープンした施設「舟屋日和」では、ここでしか味わえない新鮮な海産物やご当地スイーツが味わえますよ。
舞鶴市
近畿百景第1位に選ばれた五老ケ岳公園から望む舞鶴湾をデザインしたのが舞鶴市のマンホールです。
北海道定期航路の大型高速フェリーと、手前には市の花「つつじ」が描かれています。
舞鶴は海のイメージが強いですが、農業も盛んなまちです!京野菜の「万願寺とうがらし」。実は、舞鶴が発祥なんですよ。また、昔ながらの自販機でうどんやらーめんを買える(!?)「ドライブインダルマ」もあります。
宮津市
宮津市のマンホールは、まちのシンボルであり、日本三景の天橋立です!
天橋立は見る方向によりそれぞれの呼び名が付けられ、飛龍観、股のぞき観(斜め一文字)、一字観、雪舟観が「四大観」と呼ばれています。マンホール蓋のデザインには飛龍観が描かれています。
宮津市のおみやげとして有名なのがオイルサーディンの缶詰。缶詰の蓋にも、天橋立がデザインされており、天橋立みやげとして知られています。
相楽郡和束町
お茶のまち・和束町のマンホールには、お茶畑と愛らしい茶娘、周囲に町の花である「お茶の花」があしらわれています。自然と調和のとれた「すこやかで、心やすらぐまちづくり」をイメージしたもの、なのだそうです。
AKB48の横山由依さんもオススメする茶畑の光景は圧巻。和束町は「日本で最も美しい村」連合に加盟しており、古きよき日本の美観や文化を保存し、継承しています。
行けばもらえる!マンホールカード
このように、その土地に縁のある文化や歴史、名所、名産などが描かれ、そのユニークさやデザインに惹かれて訪ね歩く方もたくさんいらっしゃいます。それら個性あふれるマンホールの蓋をコレクションできる名刺サイズのカード「マンホールカード」があることをご存知でしたでしょうか。
表面には、マンホール蓋の写真と位置情報、裏面には、マンホールのデザインの由来が記載されています。このマンホールカードは、なんと無料配布!ご当地マンホールに興味が湧いたそこの貴方!これを機会に、行けばもらえるマンホールカードをゲットしてみませんか?
配布カード、配布場所など詳しくは、下記のURLでご確認ください^^
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京都府庁HPに府内のご当地マンホールが勢揃い!こちらも要チェックです!