2024年の父の日は6月16日（日）。普段は面と向かって言えない、お父さんへの“ありがとう”の気持ちをギフトと共に伝えてみてはいかがでしょう。今回、KYOTO SIDE編集部が厳選した京都の逸品を、父の日のギフト選びにお役立てくださいね。
※記事中の価格は税込み表記です。
世界唯一の手織りネクタイで、ワンランク上の装いを
【与謝野町】kuska fabric（クスカファブリック）のネクタイ
画像提供：kuska fabric
ネクタイは父の日ギフトの定番中の定番。だからこそ、とびきり上質かつおしゃれな１本を贈りたいという方におすすめなのが、高級絹織物の産地として名高い京都・丹後発のネクタイブランド「kuska fabric（クスカファブリック）」が手がけるオールハンドメイドのネクタイです。
画像提供：kuska fabric
kuska fabricは、京都府与謝野町にある老舗織物メーカーの3代目・楠泰彦さんが2010年に立ち上げた自社ブランド。
「生産性のみを追求するものづくりではなく、職人が生み出す手織りの質感をグローバルに表現するものづくりがしたい」と手織りの製法を再構築し、唯一無二の手織りのネクタイを世界に向けて発信しています。
画像提供：kuska fabric
手織りネクタイの最大の魅力は、立体感のあるリッチな質感と風合いです。素材に空気を含ませながらゆったりと織ることで、機械織りでは表すことのできない、豊かな膨らみや光の陰影が美しいネクタイ生地に仕上がるのだとか。
なかでも、流れるような上品な織り柄がおしゃれな「丹後ジャカードタイ（19,800円）」（写真上）は、手織りならではのボリューム感とシルクの気品を感じさせる逸品。日常使いはもちろん、大事な商談などに臨むお父さんの“勝負ネクタイ”としても活躍しそうです。
画像提供：kuska fabric
丹後の海をイメージしたブランドのシンボルカラー「丹後ブルー」のほかに、グレーや赤など色のバリエーションは10種類以上。いずれも黒色のタテ糸を効果的に使っているので、着回しのしやすい落ち着いた色味に仕上がっています。
画像提供：kuska fabric
胸元を飾るポケットチーフを組み合わせた「ネクタイ＆チーフセット（28,600円〜）」もギフトに最適。チーフの型崩れを防ぐ専用ホルダー付きなので、チーフを使い慣れていないお父さんも安心です。
ちなみに写真のネクタイは、手織りから縫製まで1人の職人が1日に1本しか仕上げられないという、最高級モデルの「エグゼグティブ ガルザタイ（26,400円）」。手織り生地の風合いを生かすためあえて裏地を付けず、中芯も極薄のものを使用して軽やかに仕上げているそうです。
実際に手に取って選びたい方は、ファクトリー併設の本店または帝国ホテル東京の旗艦店へ足を運んでみてくださいね。
■■INFORMATION■■
kuska fabric（クスカファブリック）
住所（本店）：京都府与謝野郡与謝野町岩屋384-1
電話：0772-42-4045
営業時間：10:00〜17:00
定休日：不定休
オンラインショップからも購入可能です
ポップアップも展開しているので、HPやSNSもチェックしてみてくださいね。
ステーキで、すき焼きで、京のブランド和牛を堪能！
【京丹波町】いづつ屋の丹波牛ギフト
画像提供：いづつ屋
お肉に目がないお父さんにぜひとも味わっていただきたいのが、京都が誇るブランド和牛「丹波牛」。おいしい水と空気、自然豊かな京都・丹波の地で育った黒毛和牛の代表的な銘柄で、繊細な味わいと上品な舌ざわりに定評があります。
京丹波町に本店を構える老舗精肉店「いづつ屋」では、自社農場で丹精込めて育て上げた丹波牛をメインに、好みの肉質や食べ方などから選べるセット商品を多数用意しています。
画像提供：いづつ屋
肉の旨みをシンプルに味わえるのが、「丹波牛絹赤ランプステーキとオリジナルぽん酢だれ（10,260円）」。「絹赤（きぬあか）」と名付けた、きめ細やかで風味豊かな赤身肉を厳選し、食べ頃の鮮度を保った状態で届けてくれます。
120g×3枚のステーキ肉に付いてくるつけだれ用のオリジナルぽん酢だれは、さっぱりとした甘みで絹赤の旨みを引き立てる名脇役です。
画像提供：いづつ屋
さらに、厳選した部位の食べ比べができる贅沢なセットも。「丹波牛 すき焼き 味めぐり（16,200円）」は、赤身モモ肉と霜降りロース肉が400gずつ入った、肉好きにはたまらない逸品。同じ丹波牛でも部位によって旨みの濃さや口どけ感が違うことがわかります。
最高品質の肉のおいしさは言うまでもありませんが、その旨みをたっぷり含んだ具材のお味も格別です。主役のお父さんにしっかり味わってもらいつつ、家族みんなで至福の味をシェアしましょう。
■■INFORMATION■■
いづつ屋
住所（本店）：京都府船井郡京丹波町須知岡畑16
電話：0771-82-0035
営業時間：9:00〜19:00
定休日：水曜日
オンラインショップから購入可能です
ポップアップも展開しているので、HPやSNSもチェックしてみてくださいね。
コーヒー好きのお父さんにちょっと贅沢な一杯を
【長岡京市】Unir（ウニール）のスペシャルティコーヒー
画像提供：Unir
仕事で疲れた時や気分を変えたい時、無性にコーヒーが飲みたくなる。そんなコーヒー好きのお父さんに、スペシャルティコーヒーの名店の味を贈ってみませんか。
画像提供：Unir
スペシャルティコーヒーとは、世界共通のカッピングという手法でコーヒーの甘みや酸味など、複数項目の評価が80点以上のコーヒーのこと。
2006年に長岡京市で創業した「Unir（ウニール）」は、最高品質のコーヒー豆を生産者から直接買い付け、その持ち味を最大限に生かす焙煎や抽出を追求するスペシャルティコーヒーの専門店です。カフェ併設の店舗では、バリスタ日本チャンピオンも活躍しています。
画像提供：Unir
スペシャルティコーヒーの豊かな味わいを手軽に楽しめる、ギフトに最適な逸品が「Unirオリジナルドリップバッグ10枚箱入り（2,700円〜）」。
華やかな香りと、アプリコットやレモンハチミツの風味が広がる「Unirブレンド（青パッケージ）」、ローストアーモンドやアメリカンチェリーを思わせる濃厚な味わいが特徴の「ホンジュラス サンタ バルバラ（赤パッケージ）」の2種類があり、どちらか1種類、または5パックずつ両方楽しめる組み合わせを用意しています。
画像提供：Unir
焙煎後すぐにパッケージングしているので鮮度が保たれ、お湯を注ぐだけでカフェ顔負けの味わいに。おうちはもちろん、オフィスや出張先でも格別のコーヒーを満喫できます。
画像提供：Unir
夏はもっぱらアイスコーヒー派のお父さんには、スペシャルティコーヒーを使用した「アイスコーヒーリキッド Cool Sweet 3本箱入り（3,000円）※6/13入荷予定」をおすすめします。
スペシャルティコーヒー特有の優しい甘みが引き立ち、苦味は少なめ。シロップやミルクなしでもゴクゴク飲めると大人気の商品です。
ドリップバッグとアイスコーヒー、どちらもお手軽で、スペシャルティコーヒーの入門にぴったり。ギフト選びのついでにちゃっかり自分用のお買い物もしてしまいそうです。
■■INFORMATION■■
Unir（ウニール）
住所（本店）：京都府長岡京市今里4-11-1
電話：075-956-0117
営業時間：10:00〜18:00
定休日：火・水曜日
オンラインショップからも購入可能です。HPやSNSもチェックしてみてくださいね。
京都・和束町の茶葉を使った新感覚のクラフトビール
【京都市・和束町】Kyoto Beer Lab（京都ビアラボ）の茶ビール
画像提供：Kyoto Beer Lab
クラフトビール全盛の昨今、作り手の思いが詰まった京都らしいクラフトビールを贈るのも名案です。セレクトしたのは、京都府の茶処・和束町の茶葉を使った「茶ビール」。京都市の高瀬川のほとりにブルワリー兼ビアバーを構える「Kyoto Beer Lab（京都ビアラボ）」の看板商品です。
画像提供：Kyoto Beer Lab
茶ビール誕生のきっかけは、代表の村岸秀和さんと和束町の茶農家さんとの出会い。村岸さんはその方の温かな人柄やお茶のおいしさに触れるなかで、「ビールを入口にして和束のお茶をたくさんの人に知ってもらいたい」と茶ビールの開発を思い立ったそうです。
画像提供：Kyoto Beer Lab
そうして3年の歳月をかけて完成したのが、和束町産の深蒸し茶、ほうじ茶、かぶせ茶の茶葉を用いた3種の茶ビールです。
〈深蒸し茶IPA〉（写真中央）
深蒸し茶の香りと、柑橘・スパイスを思わせるホップの香りが相性抜群。IPAの特徴であるホップの苦味を茶葉で表現した全く新しい仕上がり。心地良い苦味と共に広がるお茶の香りで余韻も長く楽しめます。
〈ほうじ茶スタウト〉（写真右）
ロースト麦芽をふんだんに使用した、深い味わいの黒ビール。麦芽の芳醇な味わいのなかに感じる、ほうじ茶の豊かな焙煎香が特徴的です。
〈かぶせ茶ホワイトエール〉（写真左）
小麦の麦芽を原料にした、すっきりとした味わいが特徴的な白ビール。軽い酸味のなかにかぶせ茶のとろりとした甘みを感じる、爽やかな味わいのビールです。
画像提供：Kyoto Beer Lab
茶ビール3種が2本ずつ入った「茶ビール6本セット（4,200円）」（ギフトボックスは別売り／300円）なら飲み比べが楽しめて、お父さんもきっとご満悦。
お出かけの機会があれば、ビアバーで樽生の茶ビールも味わってみてくださいね。
■■INFORMATION■■
Kyoto Beer Lab（京都ビアラボ）
住所：京都府京都市下京区十禅師町201-3
電話：075-352-6666
営業時間：月〜金曜15:00〜23:00、土・日曜、祝日13:00〜23:00
定休日：無休
オンラインショップからも購入可能です
ポップアップも展開しているので、HPやSNSもチェックしてみてくださいね。
サンドブラストの技が光る、粋な晩酌アイテム
【大山崎町】アキツ アート ブラスト工房のグラス
画像提供：アキツ アート ブラスト工房
おうちでの晩酌が日課のお父さん方にぴったりのアイテムを、京都府大山崎町でガラス工芸品を手がける「アキツ アート ブラスト工房」で見つけました。
一つは、クリスタルガラスに半透明の満月とススキの絵柄が浮かび上がる「スーパームーンオールドグラス（16,500円）」。ウイスキーなどを入れると絵柄がより引き立ち、月見酒の気分に浸れる粋なグラスです。
画像提供：アキツ アート ブラスト工房
表現に用いられているのは、砂（研磨材）をガラス表面に吹き付けて彫る「サンドブラスト」という技法。絵柄を彫り抜いたシートでグラスを覆い、露出した部分を削ることによって表面がすりガラス状になり、絵柄が浮かび上がる仕組みです。
画像提供：アキツ アート ブラスト工房
ビール党のお父さんには、同じくサンドブラストの技を駆使した「ピルスナーバビーグラス（1,650円）」がおすすめ。グラスの内底面にサンドブラストが施してあり、注いだビールがブラスト加工面の超微細な凹凸に接触して、クリーミーな泡が持続的に作り出されるという優れモノです。
注ぎ方によって泡が渦を巻いたり、まっすぐに立ち上ったり、いろいろな泡の表情を楽しめるそうですよ。
画像提供：アキツ アート ブラスト工房
工房の母体であるアキツ産業株式会社は、1975年の創業以来、工業用・工芸用のサンドブラスト機や資材の開発と合わせて加工技術の進化を牽引してきたモノづくり企業。本業で磨かれてきた技術力と発想力を、オリジナルのガラス食器をはじめ、各種記念品の装飾などでいかんなく発揮しています。
画像提供：アキツ アート ブラスト工房
受注生産のガラス食器は、ご覧のとおり彩りも美しく、飾っておきたいくらいアーティスティックな出来栄え。これらは制作に約1カ月かかるため、ギフトの際は余裕をもってご注文を。父の日に限らず、誕生日や結婚記念日などに贈ってもよいですね♪
■■INFORMATION■■
アキツ アート ブラスト工房（アキツ産業株式会社）
住所：京都府乙訓郡大山崎町鏡田20-82
電話：075-956-4480
営業時間：9:00〜17:30
定休日：土・日曜、祝日
オンラインショップからも購入可能です
ポップアップも展開しているので、HPやSNSもチェックしてみてくださいね。
