希望に満ちあふれた笑顔が眩しい、ファ〇キー〇ンキー〇―〇―ズのCDジャケットになっちゃいそうな青春の1枚。(笑)
KYOTOSIDE編集部がハントしたイケメン農業男子をご紹介。彼らの畑で芋掘り体験&焼き芋を食べさせてくれるとききつけ行ってきました♪今回特別に、青空レストラン風に舞鶴名物の万願寺唐辛子も食べさせてもらいました~。
気になる!西舞鶴のアイドル的存在!!メンバーの正体とは?
西舞鶴のご当地アイドル?!のようなイケメンぶり。彼らの正体は、農業で地元を盛り上げる農業男子1年生。無邪気に戯れていますが、そこそこオトナの28歳。舞鶴にUターンした彼らは昨年、地元の同級生3人でユニットを結成し「ASOBI農園」と命名。お気に入りのユニフォームがとってもお似合いです❤
ちなみに“ASOBI“とは、
Attractive…魅力的な
Satisfy…満足させる
Outstanding…目立つ
Brisk…活発な
Impressive…印象的な
の頭文字を組み合わせたもの。アイドルっぽい。(笑)
地域の特産品の美濃柿の木の下で戯れるイケメンたち。肩車の上が泉さん(通称いっちゃん)。下は舩本さん(通称やっち)。その横が坪内さん(通称にやっち)。小学校の頃からこのあだ名で呼び合っているんだとか。手作りの看板がかかるこの場所が、彼らの「原点」。この場所は30年間ずっと眠っていた畑(ほぼ荒れ地)を開墾、山からとってきた土に入れ替えて栄養を補給し、新しい命を吹き込んだ畑の第1号。「舞鶴にたくさんあるこのような遊休農地を復活させて、地元舞鶴を元気にしたい」という思いが彼らにはあります。
「僕たちの結成1年目の目標は、いろんな場所に出向いてPR活動をたくさんしてメディアに取り上げてもらうこと」と、どうしても柿が野球のボール持ちになってしまう舩本さん。
実は、取材の数日前、福井県の小浜市で開催されたプリンの祭典「P-1グランプリ」で舞鶴出身のパティシエ(某有名バームクーヘンの洋菓子店で修業)×ASOBI農園のサツマイモのコラボで作った「焼き芋ブリュレ」を販売したところ、見事、準グランプリを獲得!!ASOBI農園の大きな一歩となった出来事でした。通常販売はしていないので、今となっては幻のプリン。(取材当日、さらに幻となってしまった事件については編集後記にて)期間&数量限定でイベント販売することもあるそう。販売スケジュールは記事の最後で。
P-1グランプリで大活躍したお芋を掘るぞ!
軍手&スコップは無料でレンタル可。なんと手ぶらでOKのお芋掘り体験。ASOBI農園では農業男子と一緒に(写真右から左に)「鳴門金時」「パープルスイート」「安納芋」の3種類を収穫できます。
P-1グランプリで大活躍したサツマイモは「鳴門金時」。舞鶴の土壌は根菜や芋作りに向いているそうで、サツマイモは甘味が強くて味の濃いのが特徴。サツマイモ栽培を得意とする“サツマイモの師匠”にノウハウを伝授してもらったそうです。
「農家さんごとに得意な野菜“推し野菜”があって、やっぱりそれはめちゃめちゃ美味しいんです。大きな流通に乗って販売するとどうしても埋もれてしまうのが僕たちにはとてももったいない気がして...」
そんなことから各農家さんの“推し野菜”の代行販売を行うようになり、生産者と消費者をつなぐ役割がメイン活動。今、徐々に大阪や京都市内など販路を広げているところなんだとか。
それと同時に、農家の高齢化問題に直面する彼らは、各野菜の師匠にノウハウを教えてもらい「伝統農法を伝承する」というのも役目だといいます。
「消費者に食べ方までご提案するなど、今までにない農家になりたい!」と意気込みを語ってくれました。そのために、野菜ソムリエやオーガニック野菜の農法などに至るまで食にまつわるあらゆることを日々猛勉強中~。
こちらも彼らが手掛けた畑。前日、雨が降ったのでとっても土が柔らかく簡単に次から次へと気持ちのいいくらいにスルスルと掘れ、土を触っているとなんだかとっても落ち着き…。イケメンとのトークも弾んでさらに楽しくなってドンドン掘りたくなります。
もしかしたら好きな女子のタイプが芋からわかるかも!?と思い「どのお芋が可愛いですか?」ときいてみると、「この子カワイイ~」と泉さん。
必要以上に芋をヨシヨシナデナデ…と、その愛が止まらなく一同爆笑。持ちネタのギャグとかではなく手塩に育てた野菜は可愛くてカワイくてしょうがないんだとか。「真ん中がぷっくりと膨れている子が美味しい」と教えてもらいました。
農業で鍛えた筋肉を見せてもらいたく、男らしく生の芋を手で割ってもらいました。さすがの細マッチョでもすぐには割れない!!立派な芋。こちらは鮮やかな紫が美しい「パープルスイート」。
「いくら掘ってもらってもいいですよっ」最後に量り売りで購入できるので、親戚の農家を手伝いに来た感覚で、本気モードの農業体験が気軽にできるのもうれしいですね。
意外に知られていない!万願寺唐辛子は舞鶴発祥の京野菜だった!?
間もなく露地収穫を終えようとする万願寺唐辛子。実は舞鶴発祥ということはあまり知られていませんね。そして夏だけでなく舞鶴ではハウス栽培も盛んなので1年中食べることができます。ここからは青空レストラン風でお届けします。
万願寺唐辛子はピーマンと唐辛子のハイブリッド。「苦みがなく食べやすいので、ピーマンが苦手な子どもの入門編といったところでしょうか」貴公子キャラの坪内さんが丁寧な口調で話してくれます。
肉厚たっぷりなんで、肉詰めなんかでも美味しいんだとか。一番シンプルでおすすめという素焼きを作ってもらいました。家庭ではお手軽に魚焼きグリルで。
青臭さは全く感じなく、ジューシーでジュワーッと旨みが口の中で広がり、万願寺唐辛子の美味しさを発見した日でした。地元のツウは100本に1本程度しかない「激辛」を好むんだとか。“舞鶴あるある“。
続いてのメニューはおにぎり!最初に万願寺唐辛子を刻みます。次にフライパンに油をしいて万願寺唐辛子を炒めて、ちょっぴり塩を振り、そこにちりめんじゃこも加えます。
炊いたご飯の中に、炒めた万願寺唐辛子&ちりめんじゃこ、みじん切り紅ショウガを入れまぜます。
美しい手担当の坪内さんにおにぎりを握ってもらい、完成!!
みんなでおにぎりでカンパーイ!カラフルで可愛く、女子好み。しっかりと万願寺唐辛子の風味を楽しめるおにぎりでした。
「イベントで販売した時も、おかげさまで大好評!ほかのおにぎりと絶対にかぶらないようにってことをとにかくめっちゃ考えました。今は洋風の新作万願寺唐辛子おにぎりを考案中です」
シメは、焼きたてホクホクの焼き芋!じっくりと焼いた安納芋はしっとりコクのある甘味がたまりませんでした。サイコーのデザートいただきました💛ちなみに芋掘り体験では終わったころに焼き芋が食べられるように事前に用意してくれるそうです。
さぁ、この秋はHONKIでASOBI農園を楽しんでいるイケメンたちに会いに行こう!
■■Information■■
ASOBI農園(あそびのうえん)
https://www.facebook.com/asobinouen/
芋掘り&焼き芋など農業体験のお申込みはFacebookもしくは電話など
【問い合わせ方法】
ラインID @uor9767w
Eメール asobinouen@gmail.com
電話番号 09056462226
インスタID asobinouen
【注意事項】
※農業体験は季節により異なります。要事前問い合わせ
※焼き芋希望の際は要事前連絡
※サツマイモの量り売りについては時期により異なるため要問合せ
※農業体験の集合場所は、舞鶴市城屋の雨引神社前にて
★P-1グランプリで準グランプリを受賞したプリンのイベント販売(終了)
2017年11月3日 (金)10〜16時まで
赤レンガパーク5号館にて
とびだせ nanaironoki | 赤れんがパーク
★ASOBI農園野菜販売会(終了)
2017年11月5日(日) 不定期開催
11時〜売り切れ次第終了
京都市内では河原町今出川の『九坐笑門』様の前にて、採れたて野菜の直接販売
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さかもとみえ
幻となったプリンについて。取材当日、P-1グランプリで栄えある準グランプリを受賞したプリンを食べさせてもらえるとウキウキしてたところ、ちょっと目を離した隙に、なんらかの動物(たぶんイタチ)に食い荒らされてグジャグジャに・・・という大トラブルが発生しました。せっかく用意してもらったのに・・・申し訳なさと食べたさで3日ほど落ち込みました。泣 本当にすみませんでした>< Facebookで特別販売情報、随時チェックします!!リベンジ!!!