トップ観る > 京都花の名所3選〜石楠花、ヤマブキ、八重桜〜

京都花の名所3選〜石楠花、ヤマブキ、八重桜〜

  • Xアイコン
  • Facebookアイコン
  • はてなアイコン
  • Lineアイコン
  • Pocketアイコン
  • Linkアイコン

f:id:kyotoside_writer:20180409151700j:plain

4月に入った途端、びっくりするほどポカポカ日和つづき。桜の開花も早かったですね〜。

しかし!お花見シーズンは終わっても、周囲を見渡せばピンク・白・黄色……色とりどりの花だらけ♪

今回は桜に勝るとも劣らない、可憐な花の名所を3カ所ご紹介。それぞれに全く異なる風情が楽しめるので、ぜひ巡って楽しんでみてくださいね。

 

緑とピンクのコントラストが抜群!石楠花に彩られる大原の三千院

三千院(京都市左京区大原)

f:id:kyotoside_writer:20180406162120j:plain
画像提供:ピクスタ

三千院は最澄によって開かれた、京都市左京区大原にある天台宗の寺院。聚碧園(しゅうへきえん)と有清園(ゆうせいえん)二つの美しい庭園をもち、四季を通じて多くの観光客が訪れます。隠れた花の名所として親しまれるこちらでは、桜に始まり石楠花(しゃくなげ)、紫陽花、秋海棠(しゅうかいどう)と、秋まで月ごとに違った花が楽しめるのが魅力。

f:id:kyotoside_writer:20180406162142j:plain

4月中旬~4月下旬に見頃を迎える石楠花は、境内のいたるところに咲き誇り、静かな山寺に華やぎを添えます。特に一面に杉苔と杉木立ちが広がる有清園には、高さ3メートル以上のピンクの石楠花があり、緑とピンクのコントラストが絶妙。タイミングによっては、紅枝垂れ桜や山桜との共演も楽しめるかも。

イベント情報
不動大祭さくら・しゃくなげ祭
期間:4月14日(土)~5月13日(日)
平安時代作と伝わる秘仏の金色不動明王が御開扉されます。
 

■■INFORMATION■■
三千院
所在地:京都市左京区大原来迎院町540
電話番号:075-744-2531
拝観時間:3月~12月7日8:30~17:00(閉門17:30)、12月8日~2月9:00~16:30(閉門17:00)
拝観料:一般700円、中学生・高校生 400円、小学生150円
アクセス:京都バス「大原」下車徒歩約10分
http://www.sanzenin.or.jp/

 

歴史情感あふれる井出町玉川畔のヤマブキ散策ロード

玉川堤(綴喜郡井手町)

f:id:kyotoside_writer:20180409151308j:plain

春の井手町の玉川堤では、桜のあとに鮮やかな黄色い花・ヤマブキの群生を見ることができます。

町とヤマブキの歴史は奈良時代にまでさかのぼります。時の朝廷の左大臣を務め、「万葉集」の撰者とも伝わる文人・橘諸兄(たちばなのもろえ)が、この井手町に邸宅を構え、ヤマブキを植えたと伝えられています。

井手町の町の花として住民に親しまれているヤマブキは玉川畔に1万2千株ほどが植えられており、細くしなやかな茎に可憐な花を咲かせるヤマブキの見頃は現在〜5月上旬まで。春のうららかな日には、ぜひ玉川のほとりを訪れて、散策してみてください。

ライトアップ情報

山吹ライトアップ
日時:4月16日〜5月6日 19:00〜21:00
 

■■INFORMATION■■
玉川堤
所在地:京都府綴喜郡井手町井手
電話番号:0774-82-6162(井手町 企画財政課)
アクセス:JR奈良線「玉水」駅から徒歩3分http://www.town.ide.kyoto.jp/photonwes/1397049665159.html

 

展望台へ続く八重桜の並木道は舞鶴屈指の撮影スポット

舞鶴市・引揚記念公園

f:id:kyotoside_writer:20180405162809j:plain
舞鶴市の平湾を望む丘の上にある引揚記念公園。引揚記念公園の桜は、シベリア抑留体験者や引き揚げてこられた人たちと、その関係者によって平和への願いをこめて植樹されました。展望台へと続く園路沿いに、八重桜の並木道が続き、まさに4月中旬が見頃で絶好の撮影スポットに変貌します。

f:id:kyotoside_writer:20180405162839j:plain

なお、引揚記念公園内にある舞鶴引揚記念館では、2015年10月にユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶)に登録された資料を展示中。4月24日には、抑留生活体験室・企画絵画展示室を新設してグランドオープンします。

 

■■INFORMATION■■
引揚記念公園
所在地:舞鶴市字平1584
電話番号:0773-68-0836
時間・料金:入園自由
アクセス:JR東舞鶴駅から京都交通バス「引揚記念館前」下車徒歩すぐ
https://m-hikiage-museum.jp/

  • Xアイコン
  • Facebookアイコン
  • はてなアイコン
  • Lineアイコン
  • Pocketアイコン
  • Linkアイコン

特集

同じカテゴリの記事

木津川市・海住山寺の歴史と見どころを徹底解剖!

【2024】京都の艶やかに映り込む紅葉特集

【2024】日付順・京都の紅葉ライトアップ〜幻想的な夜観光へ〜

【大解剖】京都・宇治に開館!世界中が注目するニンテンドーミュージアム

公式アカウントをチェック!

ページトップアイコン