おしゃれでカワイくて、フォトジェニックなお店が増えつつあると噂の京都南部エリア。KYOTO SIDEでは、その中から3店に潜入してきました。どちらもステキで、クリスマスやお正月の集まりの場や、手土産にしたら話題になること間違いナシですよ。
切り口も可愛い! フルーツがぎっしり詰まったサンドイッチ@城陽市
フルーツショップ 千馬―MIYABI-
国道69号線、城陽市役所前の交差点から南へ歩くこと数分。こちらは果物専門店「フルーツショップ千馬」が果物の本当の美味しさを知ってほしいと始めた、フルーツサンド専門店。奥はパーラーになっていて、食べごろのフルーツを使ったフルーツサンドやパフェなどがいただけます。
個性的な店内は京都で屈指のデザイナーによるデザイン。和をイメージしつつ、サンドウィッチという異国の風もどこか感じる空間になっています(トイレの雰囲気はさらに個性的なので要チェック!)。フルーツの写真の前で記念写真を撮るのもオススメ。
切り口がかわいい~♪ まるでお花が咲いたような鮮やかさ。しかも大きくカットしたフルーツがゴロゴロ入っています。果物専門店なので、どれも食べごろをカット。
バナナは固くも柔らかくもなく(家で食べる時、意外にこれが難しい)、パインはまるでシロップ漬けしたかのような甘さと香り、グレープフルーツやキュウイは程よい酸味があり、口に入れた時の全体のバランスが最高です。
そして、フルーツの美味しさはさることながら、生クリームの硬さが絶妙。「味わいの幅をより持たせ、形を保つために研究を重ねて、今の硬さになりました。特にコク感とサッパリ感両方を出すために脂肪分のパーセンテージはこだわっています」とオーナーの饗庭さん。
そして、これらを挟むパンは、果物や生クリームの味を全くじゃましないんです。「最初に口に当たるのはパンですので、出来るだけふわふわしている歯ざわり、舌触りが良いものを選びました。そして、果物の味わい、クリームとの相性を考え、パン自体に強い味わいがない、言わば果物と生クリームのサポート役になり、口の中で一体化する良い意味で主張のないパンを選びました」とのこと。なるほど、こだわりが詰まった納得のお味です。
パーラーでは他にも季節のパフェなどがいただけますが、果物屋さんならではのミックスジュースをいただいてみました。中はバナナ、みかん、パインとシンプルですが、甘さひかえめで果物の味が堪能できますよ。
こちらはテイクアウト用。カットも美しい~。「断面を綺麗に見せるため、どの面からも果物が見えるキューブ型にしています」とのこと。こちらも、こだわりがたっぷり詰まっています。
これから、さらに砂糖不使用で果物だけで作ったジェラートや美容によいフレッシュ生ジュース、ビタミンを持ち運べるカットフルーツ、テイクアウトのパフェなど展開していく予定なんだとか。楽しみですね~。
果物はスーパーで買う事が多いのですが、やはり専門店で食べるフルーツの味は、一味も二味も違うな~と深く実感いたしました。
京都府城陽市寺田袋尻19-1
℡ 0774-66-2121
営10:00~19:00
休月曜日
交 JR城陽徒歩6分、近鉄寺田徒歩13分
可愛さに釘付け! 食べて美味しくて身体に優しい焼き菓子@木津川市
patisserie ATELIER S
最近、おしゃれなお店が増えてきていると噂の木津川市で、2017年4月に卸と焼き菓子ギフトの全国発送をスタート、2018年1月に店頭販売&カフェをオープンしたお菓子屋さんです。開店は週末の金~日曜のみですが、見た目のおしゃれさとお味でたちまち人気店に。今年のクリスマスケーキは早々と9月中に締め切りになってしまったほどです。
お店を営んでいるのは平山さんご夫妻。接客はご主人の真吾さん、お菓子の制作は長年、カフェや京都祇園のイタリアンレストランでパティシエを務めてきた奥さんの里美さんが担当。店名に「アトリエ」と付けたのは芸術的で美味しいスイーツを作りたいという思いからなのだそうです。
店内にはカフェも併設されています。白を基調にした店内はおしゃれ。インテリアの参考にしたくなります。
こちらは見た目の美しさもさることながら、使う材料をとても吟味しておられます。例えば北海道産やフランス産の小麦、四つ葉バター、アルミニウムフリーのベーキングパウダーやミネラルたっぷりの奄美のきび砂糖に最高級クラスの宇治抹茶(石臼挽き)一番茶やほうじ茶などなど。それらをお菓子によって使い分けています(もちろん保存料・マーガリン・ショートニングは不使用)。
ゆえに、すっきりとした飽きのこない甘さで、小麦やチョコレート、フルーツなど素材の味もしっかりと感じらます。「小さな子がおこずかいを握りしめて買いにきてくれるんです」と里美さんがおっしゃるのも納得(子供は正直ですからね~)。
こちらもカワイイ! 北海道産小麦と発酵バターを使ったマドレーヌ。「ショコラ」はフランスの高級チョコレートメーカー・ヴァローナのココアパウダーをたっぷり使用。右は風味付けに瀬戸内産レモンをプラス。ともにホワイトチョコレートをかけエディブルフラワー(食べられる花)とピスタチオで飾りつけしています。抹茶は抹茶チョコレート、エディブルフラワー、金箔がついてます。コーヒーにも紅茶にも、抹茶にも合いそう♪
おしゃれなミニシフォンケーキは手土産にもよさそう。しっとり柔らかに焼いた10cmのミニシフォン生地に北海道産生クリームでデコレーション。季節のフルーツをたっぷり使っています。
そして、さらに楽しみなのがラッピング。プレゼント用にはこんな素敵なラッピングをしてくれますよ。「もらった瞬間からワクワクしてほしくって」と里美さん。こんな素敵なデコレーションなら、あげるのも貰うのも楽しみになりそう。クリスマスからお正月にかけて友人や親戚宅を訪れる機会の多い季節。こちらのお菓子を手土産にすれば喜ばれること間違いなしです。
patisserie ATELIER S(パティスリーアトリエ エス)
京都府木津川市山城町綺田南河原45-5(ナビで検索する場合は棚倉小学校で検索を。小学校の南側です)
℡ 0774-26-7374
営11:00~17:00(売り切れ次第終了)
営業日:金、土、日曜日
交 JR棚倉駅、徒歩15分(金曜日は駅正面口より木津川市コミュニティーバスあり。棚倉小学校前下車すぐ)