冬になると、フシギと甘いものが食べたくなりますよね。京都のスイーツで欠かすことができないのが、お餅やぜんざい、どら焼きなどの和スイーツはもちろん、スコーンやトーストなどにもマッチするあんこ。今回は、京都で注目の和洋あんこスイーツをご紹介します!
たっぷりあんこにテンションもアップ!
旅籠屋利兵衛のどら焼き@城陽市
お茶の京都・城陽市にある旅籠屋 利兵衛は、どら焼きが名物の和菓子店。店内には和菓子店では珍しいオープンキッチンが設けられ、どら焼きができるまでの工程を近くで眺められることもできます。ラインナップは、生どら焼き(194円)をはじめ、栗(216円)、ほうじ茶(194円)、抹茶(194円)など常時6~7種類。季節に応じて桜餡や芋餡なども揃うどら焼きは、どれもずっしりとあんこが入って、食べ応えも大満足です!また、食べ歩きにおすすめしたいのが、たわわ極みどら焼きシリーズのいちご大福どらやきと抹茶パフェどらやき(各285円)。注文を受けてから作ってテイクアウト用に包んでくれます。あんことイチゴ、クリームなどが調和した味わいはまさに究極!ハンバーガーのようにパクリと食べちゃいましょう!
■■INFORMATION■■
旅籠屋 利兵衛
住所:城陽市寺田東ノ口44-54
電話番号:0774-57-5711
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日(他不定休)
あんこがぎっしり!折詰の中のお餅を探せ!
吉野茶屋の智恵の餅@宮津市
知恵の餅10個入り700円(税抜)※2020年5月20日追記・金額改定
天橋立で有名な宮津市。こちらのあんこスイーツといえば、日本三文殊の一つ・智恩寺山門前で味わえる智恵の餅ですよね。その名の通り、食べると智恩寺のご本尊である文殊菩薩の智恵を授かるといわれており、山門前には4軒の茶屋が軒を連ねて、参拝客をもてなしています。この「四軒茶屋」のなかでも智恩寺山門に一番近い場所に建つ吉野茶屋は、甘さ控えめで上品な味わいのあんこが特徴です。店内であずき茶と一緒にほっこり味わうのも素敵ですが、あんこラバーな方はぜひお土産用にも購入するのがおすすめです。折詰のフタを開けるとあんこがぎっしり!「え!お餅はどこにあるの!」とびっくりしちゃう人もいるのだとか。もちろん、しっかりお餅は入っているので、あんこと一緒に味わってくださいね。ちなみに、余ったあんこは、マーガリンやバターと一緒にトーストに塗ってあんバタートーストにしたり、お汁粉にして味わったりと、余すことなく楽しめちゃいます!
また、智恵の餅を使った多彩なアレンジメニューがあるのも、こちらの特徴。今年4月販売予定の智恵の懐中しるこは、お椀に入れてお湯をかけるだけで智恵の餅風味のおしるこができるという優れものです。小豆あんの桜しるこ(270円)と桜あんしるこ(320円)のほか、龍が天に登る天橋立にちなんだ龍のデザイン(小豆あん)と天橋立の美しい松並木にちなんだ松ぼっくり(抹茶あん)はセット(540円)で販売されるのだとか。また、これらをセットにした贈答用のセットは、お土産にもぴったりの逸品です。
■■INFORMATION■■
吉野茶屋
住所:京都府宮津市文珠468-1
電話番号:0772-22-6860
営業時間:9:30~18:30(LO18:00)※冬期は、9:30~17:00(LO16:30)
定休日:不定休(毎週1日休みあり、概ね火曜日)
スペシャルティコーヒーと共に味わいたい!
specialty coffee Unir本店のあんこスイーツ2選@長岡京市
竹の里・乙訓の長岡京市で常に優秀なバリスタを輩出しているspecialty coffee Unir本店。こちらではスペシャルティコーヒーと愛称抜群のあんこスイーツが人気を集めています。まずご紹介するのは、和菓子の老舗・中村軒のあんこを生地と同量練り込んだ贅沢なあんスコーン(イートイン410円、テイクアウトの場合は300円)。外はサックリ、中はしっとりとした食感が特徴です。さらにトッピング用のあんこや相性抜群のバター、昆布の佃煮も添えられて、甘みと塩味のループを繰り返し楽しめちゃうんです!
もう1つの人気あんこスイーツは、トーストの形でいただけるあんバタートースト(480円)。トーストのほんのりとした甘み、そしてバターの塩味が、主役のあんこを引き立てます。この2つのメニューは、「コーヒーとあんこって相性いいよね!」というところからできたのだとか。ティータイムにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
■■INFORMATION■■
specialty coffee Unir<本店>
住所:長岡京市今里4-11-1
電話番号:075-956-0117
営業時間:豆販売10:00~19:00、カフェ10:00~18:00(17:30LO)
定休日:水曜、第3火曜日
門前名物の老舗の味を優雅なアフタヌーンティースタイルで!
やわた走井餅老舗@八幡市
お茶の京都・八幡市にあるやわた走井餅老舗。石清水八幡宮の門前名物の走井餅は、神社を訪れた人なら一度は食べたことがあるのではないでしょうか?こちらで味わえる松花堂アフタヌーンティー(1500円)は、看板メニューの走井餅をはじめ、八幡発祥の八幡巻、松花堂ういろ、ひとくち焼き餅、抹茶アイス鳩もなかにぜんざいも加わって、どれから食べようか迷ってしまうほど。八幡ゆかりの松花堂弁当のように四つ切りの箱に入っているのも特徴的です。走井餅以外はこのメニューのためだけに作るという限定メニューため、季節に合わせて内容が変わります。また店の繁忙期となる1月と4月は提供できないとのことなのでご注意くださいね!
■■INFORMATION■■
やわた走井餅老舗
住所:八幡市八幡高坊19
電話番号:075-981-0154
営業時間:8:00~18:00(17:30LO)
定休日:月曜休(祝日の場合は翌日休)
あんこをたっぷり混ぜ込んだ、お土産と喫茶 足立でおすすめ!
足立のあんこスコーン@福知山
2019年10月、明智光秀で話題の福知山市にオープンしたお土産と喫茶 足立。ストレートな店名が示す通り、福知山の魅力的なお土産と喫茶メニューが早くも注目を集めているお店です。お土産には、福知山産の玉露や名物の踊せんべいのほか、オリジナルの紙雑貨や千切屋さんの光秀せんべいとコラボした限定グッズなど、思わず手にしたくなるものばかりです!
こちらでご紹介するのが、イートインもテイクアウトもOKな足立のあんこスコーン。なんと福知山産の小豆を小麦粉と同じ分量入れて焼き上げるというからビックリ!小豆の上品な甘さとスコーンの風味がマッチして、思わず笑みがこぼれてしまいます。同じく、人気メニューのあんこバタートースト490円(税別)にも、福知山産小豆を使ったあんこをたっぷりとのせて提供。網でこんがりと焼き上げた食パンやバターとの相性は…、もう想像できますよね!店内で炊いた小豆と京都府内でのみ生産されている新羽二重糯(もち)を使ったおぜんざい550円(税別)もおすすめです!
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お土産と喫茶 足立
住所:福知山市駅南町一丁目268
電話番号:0773-45-7757(予約不可・来店前の空き席状況の確認は可能)
営業時間:11:00~17:00(LO16:00)
定休日:土・日・月曜、祝日