京都府内各地それぞれに独自の文化で誕生し、進化を遂げてきたご当地グルメは数知れず。今回は、みんな大好き「麺」にフィーチャー!個性派が勢ぞろいです!!
宮津市民のソウルフード
宮津市の「カレー焼きそば」
日本三景・天橋立で知られる宮津市の名物といえば「カレー焼きそば」。カレー焼きそば食べ歩きMAPがあるほど人気のご当地グルメなんです。戦後復興期、目新しい「カレー焼きそば」で宮津の人々を元気づけたのが平和軒・店主の中華料理人の王(わん)さんでした。
残念ながら平和軒の味は幻となってしまいましたが、市民の声により市内の飲食店が続々とカレー焼きそばを提供しています。スープはつゆだくからドライタイプまで、具材も味付けもお店によってさまざまで実にバラエティー豊かなのが魅力です!
■■INFORMATON■■
宮津カレー焼きそば事務局
0772-22-5131(宮津商工会議所)
※MAPのダウンロードはHPより
鬼伝説が伝わる大江山名物
福知山の「鬼そば」
1000 年以上前から鬼の棲み処として伝説が語りつがれる大江山。周辺の名物といえばもちろん「鬼そば」、おすすめを2 店舗ご紹介します。
150年以上続く鬼そばの発祥の地、福知山市雲原。大名や今上天皇に献上してきた鬼そばは、手打ちで挽きぐるみの十割そば。極々太であることから「こわい〈「硬い」の方言〉生(き)そば」と呼ばれていました。それを鬼伝説とつなげた旅人が「生(き)」を「鬼(き)」と勘違いし、いつしか「鬼(おに)そば」と呼ばれるようになったといいます。
その伝統を今も続けている唯一の店「雲原大江山 鬼そば屋」は、七代目となり多彩な品々でおもてなしをしています。一番人気は、鬼そばにとり天を載せた「とり天そば」。
大江山 鬼そば屋
http://www.onisobaya.net
京都府福知山市雲原1248
0773-36-0016
11:00~16:00
火・水曜定休(祝日は営業)
こちらは旅館に併設する「食堂 大江山」の鬼そば。極太でコシが強く、蕎麦の香りや風味が強い三番粉を使った特注麺を使用しています。鬼が豪快にお酒を呑んでいそうな真っ赤な大盃に盛り付けられた真っ黒のそばは、まさしく鬼伝説の町・大江町らしいルックスで観光客を楽しませています。
食堂 大江山
http://oeyama.com
京都府福知山市大江町河守1956
0773-56-0595
11:00~16:00
月曜定休
イベントで完売!地元の薬師堂にちなんだ新しい郷土食
京丹波町の「耳うどん」
京丹波町下大久保地区の地元の有志で結成された「下大久保虹の村づくりの会」の手により、2011年に生み出された新しい郷土食「耳うどん」。こちらは耳の病気を癒すお薬師さんとして昔から地元の人々に親しまれてきた薬師堂にちなんだもの。
丹精込めて手打ちされた耳うどんは、もちもちでツルっとした食感がたまりません。地元の梅林で収穫した梅を漬け込んだ手作り梅干しもトッピングされていますよ~。常設店舗はなく、イベントのみの販売。ぜひイベントで見つけた方はご賞味ください!
■■INFORMATION■■
下大久保虹の村づくりの会
https://www.facebook.com/nijinomura
問合せ:090-3354-3216(西田)
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★過去記事ですがこちらもチェック!福知山市の「ゴム焼きそば」