新年度が始まり何かとあわただしく過ごした人も多いのではないでしょうか。今回は気分転換にぴったりの、自然豊かなスポットをご紹介します。友達や家族連れはもちろん、おひとり様でも楽しめるアクティビティがそろっていますよ!
運動不足を解消!森林ハイキング
まさに宝石のような美しさ!るり渓ハイキングで癒し旅
JR園部駅からバスを乗り継いてバス停「るり渓」からスタートする「るり渓ハイキング」。標高340~530mほどの山地にできた渓谷は国の名勝にも指定されている府立自然公園です。初心者なら1時間半~2時間ほどでるり渓十二勝を踏破できます。ハイキング後は自然公園「ポテポテパーク」でバーベキューも良いですね♪
www.kyotoside.jpガイドさんと共に大自然を歩く綾部トレイル
素晴らしい山や森が多い綾部市では、「綾部トレイル」と称して自然を楽しみながら歩くトレッキングコースが設定されています。取材時は国宝の二王門や推定樹齢2000年の大トチを見に行く「君尾山ルート」を歩きました。写真は幹回りが5.95mもあるモミの木です。大自然を肌で感じながら歩くトレッキングは、初心者でも楽しめますよ。自分で歩くこともできますが、綾部市観光協会に申し込みをしてガイドさんと一緒に歩くと豆知識とともに周ることができるのでおすすめです。
www.kyotoside.jp木漏れ日に照らされた秘密の花園・綾部のシャガ群生地へ
2015年に偶然発見された綾部市老富地区に群生する「シャガ」。シャガは、森林周辺の湿った木陰などに自生する植物で、例年4月下旬から5月中旬に見頃を迎えます。花は白地に黄色と紫の模様が入っていて、小さくかわいらしい印象ですが、辺り一面に咲き誇り、木漏れ日に照らされた光景は言葉にできない美しさ。群生地に併設される「花やどり」でとち餅やとち大福の販売が行われるので、ぜひお立ち寄りください。
www.kyotoside.jp自然を感じて心も身体もリラックス
日本三景のひとつ・天橋立を360度楽しもう!
日本三景のひとつ、天橋立。日本の神様イザナギノミコトが天界と下界を結ぶために架けたハシゴが倒れて、そのまま一本の陸地になったのが天橋立だと伝わっています。
展望台から絶景を眺めるほか、天橋立に降り立って約5000本の松並木と白い砂の「白砂青松」を鑑賞するのもおすすめです。天橋立は全長3.6キロあり、観光がてら歩くのは少し大変、という方には、乗り捨てができるレンタサイクルをぜひご利用ください~。
また、股のぞき発祥の地ともいわれる傘松公園からの眺めは、天に昇る龍に見えることから「昇龍観」と呼ばれます。ほかにも、傘松公園の対岸にある天橋立ビューランドからは「飛龍観」、獅子崎稲荷神社の展望台からは「雪舟観」、大内峠からは「一字観」と呼ばれる『四大観』の景色が楽しめますよ。海の京都を代表する観光スポットをさまざまな角度から堪能してみてはいかがでしょう?
www.kyotoside.jpモフモフの動物たちとふれあえる碇高原
見渡す限りの草原と青空は、見ているだけで解放感たっぷりですよね。京丹後市にある「碇(いかり)高原」は、約88ヘクタールもの広さを誇る自然豊かなエリアです。エリア内のヤギやヒツジと無料でふれあえる「ふれあい牧場」では子どもも大人も遊べるので、親子で動物たちとモフモフしてみては?
www.kyotoside.jpその神々しさに感動!夜久野高原
福知山市にある夜久野高原は、火山噴火によってできた高原地帯です。こちらでは運が良ければ「雲海」が見られますよ。朝日が差し込み、雲海が輝く光景はまるで神が降りてきたかのような美しさ。また、高原内には「道の駅 夜久野」があり、見る、遊ぶ、買う、食べる、体験するといった多彩なアクティビティが楽しめます。夜久野高原の絶景とともに過ごしてみてください。
www.kyotoside.jpのどかな風景に心癒される童仙房高原
南山城村の北部にある童仙房高原は、所狭しと並んだ茶畑が特徴です。標高およそ500mの山間地にあり、寒暖差の大きな気候が良質なお茶を育む秘訣。また、高原には渓流もあり、「不動の滝」と呼ばれる滝も。荒々しい岩壁から流れ落ちる滝を見ていたら、日ごろのモヤモヤも吹き飛んでしまいそうですね。
www.kyotoside.jp地域に開かれた日吉ダムでアウトドア
ダム=貯水池という印象が強いですが、日吉ダムではピクニックやバドミントンなどができる広場があり、さらに道の駅「スプリング日吉」では温泉やグルメも楽しめますよ。また、ダムの定番メニューとなった「日吉ダムカレー」は必食です。ご飯に穴をあけてダムならぬカレーの放流をぜひ。
www.kyotoside.jpありのままの自然を体感できる!わち山野草の森
京丹波町にある「わち山野草の森」では野の花や果樹、ハーブなど約900種もの植物が息づいています。ほかの植物園と違うのは、整備など人の手が最小限に抑えられているところ。あるがままの自然の姿を見ることができますよ。GWの時期はキエビネ(写真左)やタカエビネ(写真右)、フジ、姫シャガなどが見頃を迎えます。
www.kyotoside.jpけいはんな記念公園で絶景庭園を散策
精華町にあるけいはんな記念公園は、なんと24.1ヘクタールの広大な敷地を有する公園です。写真の「水景園」は右側の橋から眺めたり、左側の庭園を散策したりさまざまな角度から景色を楽しめます。また、ベビーカーでもほとんどの場所を回ることができるのも嬉しいポイント。小さいお子さんともぜひ一緒に絶景をご覧ください♪
www.kyotoside.jp自然の中を駆け抜ける!お茶の京都サイクリング
京都府南部に位置する「お茶の京都」は美しい自然と茶畑が広がるエリア。このお茶の京都エリアでは初級~上級別にサイクリングコースがあるんです。初級の「日本遺産 流れ橋と 両岸上津屋・浜台の浜茶をめぐるコース」では約18.5㎞、90分で桜つづみ寺田緑地や上津屋の浜茶、流橋、やわた流橋交流プラザ四季彩館、山城大橋を走ります。心地よい風を感じながらのサイクリングは試してみる価値ありです!
www.kyotoside.jp京都府内最大の高さを誇る琴滝
京丹波町にある「琴滝」は、1枚岩を流れる水が琴のように見えることからその名が付けられました。映画やCMのロケ地にもなっており、「京都の自然200選」にも選ばれている人気スポットです。琴滝は高さが約43mあり、京都府内で最大級なのだとか。近くには公園や遊歩道もあるので、のんびり散策してみてはいかがでしょう?
www.kyotoside.jp滝なのに滝壺がない!?金引の滝
宮津市の「金引の滝」は京都府内で唯一「日本の滝100選」に選ばれている名所。写真の「金引の滝」に加え下流の「白龍」、「臥龍」の滝を合わせ「金引の滝」と総称されています。この滝には滝壺がなく砂地になっているので、小さいお子さんでも安心して滝遊びができますよ。
www.kyotoside.jp美しい霧の滝に見惚れる♡霜降りの滝
京丹後市網野町の「霧降りの滝」は、名前の通り滝の周辺には滝しぶきがたちこめ、幻想的な景色に思わず見入ってしまいます。その美しく細やかな滝が評価され、市指定文化財に指定されています。また、滝の斜面には不動明王が線刻されているので探してみてくださいね。
www.kyotoside.jp気分転換するならドライブ&電車でGO!
車ならどこでも自由に行けちゃう!山城ドライブ
「日本茶800年の歴史散歩」〜京都・山城〜として、日本遺産に認定されている、京都府南部の山城エリアをドライブなんていかがでしょう?ボルダリングスポットとして人気の笠置町や、高山ダムがある南山城村、見渡す限りの茶畑が広がる和束町、そして井手町の万灯呂山(まんどろやま)展望台。電車やバスでは行きにくいところも、1日でまわることができるのはドライブならではの醍醐味ですね。
www.kyotoside.jpグルメやショッピング、アクティビティがそろう丹後王国『食のみやこ』
各土地の名産品やグルメがそろう「道の駅」。おでかけの途中に寄り道する方も多いのではないでしょうか。今回はそんな道の駅を“目的地”にしてみませんか?京丹後市にある丹後王国『食のみやこ』は、なんとホテルも併設している西日本最大級の道の駅なんです!レストランやショップはもちろん、畑や牧場、アトラクションと、1日ではまわり切れない、まさに“王国”です!
丹後王国内では「動物ふれあい牧場」で、ヤギやヒツジ、ポニーたちとのふれあいやエサやり体験ができますよ。ほかにも「小町スコーラ」ではパンやクッキー、アイスクリームなどの手作り教室が、収穫体験農園では旬のフルーツを収穫体験できます。さらに、夜には毎日イルミネーションが点灯されます。1日中遊べる道の駅で思いっきり楽しみましょう。
www.kyotoside.jpトロッコ列車&京馬車で新緑の亀岡を満喫
嵐山の嵯峨駅~亀岡駅の保津川沿いを走行する嵯峨野トロッコ列車は、京都観光の定番となっていますが、このトロッコ列車とあわせて「京馬車」も楽しめるのをご存じでしたか?トロッコ亀岡駅を降りてすぐのところにある京馬車では、ばんえい競馬出身の力持ちの馬が馬車を引いてくれます。馬に引かれてパカパカを進む光景はなんとも牧歌的。爽やかな新緑の風に心が癒されます♪
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