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潮風を感じたい! 京都の海が見えるカフェへ

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梅雨が明けたらいよいよ今年の夏が到来!  今回は爽やかな潮風を感じながら、SNS映えするスイーツやフードを楽しめるカフェをご紹介します。ドライブを兼ねて、海が見えるカフェへ訪れてみませんか?

ブルーの海と空の下で手作りピザを

間人テラス My Sunshin(京丹後市丹後町)

f:id:kyotoside_writer:20210616123542j:plain日本海を眺める高台から青い海と空、そして「TAIZA」の文字をバックに撮影ができ、SNS映えスポットとして人気の高いカフェ「My Sunshine(マイ サンシャイン)」。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616123549j:plainこの素敵なカフェがあるのは間人蟹(たいざがに)で有名な、京丹後市にある間人(たいざ)の海に面した丘の上。車道からグンッと山の方へ上った先にある旅館「寿海亭」の敷地内にあります。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616123548j:plain高台にあり、さらに国道から離れているので静かな上、眺めは最高!!  芝生のお庭からは城嶋や徳楽山をはじめとした海沿いの山々が眺められます。

 

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 こちらでは自家製ピザやホットドック、フランボワーズソフトに天使のかき氷などなど、食事からカワイイスイーツまで楽しめますが、おすすめは写真の「シーフードB ピザ」1210円。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616123811j:plainふわっモチッの生地の上には、目の前の海で獲れたプリプリのイカやエビ、地元名産のサバのヘシコ(サバの糠漬け)に宮津市の竹中罐詰のオイルサーデンがトッピングされ、海の香りが堪能できます。特にヘシコの塩気とチーズの相性はバツグン! 人気のイタリア産「微炭酸ブラッドオレンジジュース」550円と共にどうぞ。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616123832j:plain食後はさらにカフェの上の丘までお散歩。「TAIZA」のモニュメントはこちらにあります。目の前はブルーの海と空、そして山々の緑と雄大な自然が大満喫できます。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616123546j:plainさらにその上には展望台があり、ハートの南京錠(写真右上 1000円)を掛け、恋人と愛を誓うこともできるんですって。ロマンチック~! 大切な人と訪れたらぜひチャレンジしてみてくださいね。

■■information■■
間人テラス My Sunshine
京都府京丹後市丹後町間人5001
0772-75-0168
10:00~16:00
定休日 火・水曜日

 

真赤な灯台までお散歩しながら、淹れたてコーヒーを

三津の灯台珈琲(京丹後市網野町)

f:id:kyotoside_writer:20210616124303j:plain丹後半島の日本海側の付け根あたり、国道178号線から海側の道をどんどん坂を下っていくと突如、現れる小さな漁港。こちらが「三津の灯台珈琲」がある三津漁港です。この漁港の一角にある建物を利用し、町の人が集まれる場所として、また釣り人やシーカヤック(こちらではシーカヤック体験もできるのです)を楽しみに来た方の憩いの場になればと、2021年春にオープンしました。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616124306j:plainメインの「コーヒー」430円は京都市にある老舗喫茶店・六曜社で焙煎してもらったオリジナルブレンド。苦味を抑えたまろやかな味が魅力です。木製のカップは地元の木工所で作ってもらったオリジナル(写真:上段中央)。灯台から放つ光とドリップのしずくを掛け合わせたロゴマークがおしゃれですね。

 

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タンブラー1100円。タンブラー購入の場合はコーヒーメニュー30円引き

とはいえ、こちらはカフェスタンドなので店内にイスは数席しかなく、基本はコーヒーをテイクアウトして漁港から海を眺めたり、堤防の先にある赤い灯台まで散歩を楽しむ「お散歩スタイル」。お店のロゴマークが入ったオリジナルタンブラーに入れてもらうことも可能です。
このタンブラー、店主がビーチクリーンの活動をしていることから、使い捨て容器によるゴミを少しでも増やさないために、と作られたのだそうです。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616132731j:plainそしてコーヒーと共にご馳走なのがこの景色!! 赤い灯台は昭和46年に作られたんですって。灯台へは階段を登ったり岩場を歩くので訪れる方はスニーカーを履いていってくださいね。写真ではこれ以上、ご紹介しておりませんが、本当にびっくりする景色が広がります! どんな景色かは、訪れた方だけのお楽しみに。

■■information■
三津の灯台珈琲 
京都府京丹後市網野町三津4
080-3865-0855
10:00~17:00
定休日 水・木曜日

 

日本のヴェネツィアでお団子をほおばる

伊根の舟屋 雅(与謝郡伊根町)

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通りを歩いていると、どこかから潮騒の音が聞こえてくる海辺の町・伊根町。沿岸にそって約230軒もの「舟屋」が立ち並ぶ景色は、「日本のヴェネチア」ともいわれ有名です。

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f:id:kyotoside_writer:20210616124518j:plain「雅」があるのは、そのうちの一軒。伊根の老舗温泉旅館 油屋が営む1日3組限定の宿「伊根の舟屋 雅」に併設された茶店です。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616124511j:plain細長い店内の奥に、きらめく海が見えるのがステキ。

 

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抹茶セット500円

こちらでいただけるのは、丹後産コシヒカリを使った手作りの「お団子」200円。もち米ではなく、普通のお米を使っているので滑らかで柔らかいのが特徴です。夏はタレを少し冷たくして、冷やしみたらしにしてくれるそうですよ。

f:id:kyotoside_writer:20210616124516j:plain海辺に置かれたかわいらしい椅子に座り、潮風に吹かれながらのんびり過ごすのもおすすめ。目の前には伊根町の人や周辺の漁師さんたちが信仰してきた青島が見えます。お団子をほおばりながら、お店を切り盛りするお母さんに伊根の風習や祭りの話などを聞くのも楽しいですよ。

■■information■
伊根の舟屋 雅 
京都府与謝郡伊根町平田552
0772-32-0280
9:30~17:00
定休日 木曜日

 

舞鶴湾に入る船を眺めながら、レトロスイーツを

親海公園エムズデリ(舞鶴市)

f:id:kyotoside_writer:20210616125235j:plain美しいリアス式海岸が有名な舞鶴湾。その湾の入り口、親海公園に立つカフェです。

 

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f:id:kyotoside_writer:20210616125246j:plain店内からは青々とした舞鶴湾や、湾に入ってくる海上自衛隊の護衛艦に豪華客船(運が良ければイルカも!)などが眺められ、景色を楽しみながらランチやスイーツが楽しめます。おすすめは写真のカウンター席や天気の良い日に出されるデッキ席ですが、店内どの席からも海が眺められます。

 

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ネコちゃんのクッキーがかわいい

人気は、地元の養鶏農家が育てる平飼いの「こだわり卵」を使ったパンケーキ。国産小麦ときび砂糖を使って焼き上げるパンケーキは驚くほど、ふわふわ! 「プレーン」880円で卵の味を堪能するのもいいですし、地元のフルーツを使ったコンフィチュールを添えたパンケーキもおすすめ。コンフィチュールは時期によって違い、春はイチゴ、初夏はブルーベリーも登場するんですって。楽しみ!

 

f:id:kyotoside_writer:20210616125219j:plainそして「昔なつかし喫茶店のプリン」385円も人気なんです! このレトロな感じがたまりませんね~。こちらも平飼い卵を使い、少し固めに焼き上げたプリン。ほろ苦いカラメルソースとよく合います。「昔なつかしのクリームソーダ」550円と共に味わうのはいかが?

■■information■■
親海公園エムズデリ 
舞鶴市字千歳897-1 親海公園内
0773-68-1663
ランチ11:00~14:30L.O. カフェ15:00~17:30L.O.
定休日 水曜日、第1、3、5木曜日、臨時休業あり

 

潮騒の音を聞きながら、台湾茶葉の香りを楽しむ

台湾茶葉専門店 靑竈(与謝野郡伊根町)

f:id:kyotoside_writer:20210616125623j:plain伊根町観光協会から東へ。町並みを眺めながら歩いていくと、向井酒造の前にある「舟屋で台湾茶飲めます」という小さな看板が。こちらが台湾茶葉専門店の靑竈(チンザオ)です。入口で「こんにちは!」と声をかけ、町家らしい走り庭(表口から奥へ抜ける土間)を通って奥へ。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616125503j:plainすると低い天井の舟屋の向こうに青い海が!

 

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店内からの眺め。こんな景色が見られるのは、建物に手を加えていないから

こちらは古い舟屋をそのまま利用した店内で、50種類ほどある茶葉の中から好きな台湾茶を選んでいただくことができる喫茶室。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616125525j:plainメニューはないので店主と話しながら決めるのがおすすめ。茶葉の販売も行っているこちら。お客さんの中にはプロの方もおられるそうで、茶葉は店主自ら台湾の農家へ赴き仕入れた上質なものばかり。好みにあったお茶や飲み頃のお茶を選んで出してくださいます。

 

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ドライキンカンなどお菓子付き。レトロなフォークが懐かしい!

一煎目だけ店主が淹れてくれますが、二煎目からは自分で淹れるスタイル。淹れ方は難しいのでは?? と思いますが、「きまりやルールはないので、好きなように淹れて飲んでください」と店主。ただし熱湯を用いることがお茶の香りを楽しむ重要なポイントなのだとか。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616125517j:plainその香りを楽しむため、お茶をシャンパングラスにさっと通し、ゆっくり嗅いで楽しみます。本日味わったのは烏龍茶。最初はジャスミンのようなお花の香りがしていたのが、しばらくするとフルーツみたいな甘い香りへ変わっていくのです。これは新鮮な体験。

 

f:id:kyotoside_writer:20210616125522j:plainお値段は1銘柄860円~。2銘柄目からお安くなるので、2種類選んで飲み比べ、香り比べをするのも面白そうですね。

■■information■■
台湾茶葉専門店 靑竈 
京都府与謝郡伊根町字字平田69
0772-32-0037/mobile/090-8528-3518
10:00~19:00
不定休

 

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