うだるように暑い京都の夏……そんな時は“朝旅”はいかがでしょうか。
美味しい朝ごはんを食べたり、アクティブに自然を満喫したり、時には神秘的な景色が見られることも！ 編集部が注目する自然豊かな「美山の朝旅」を紹介します。
※記事中の情報・金額はすべて2024年8月時点・
美山ってこんなところ
画像提供：美山DMO
京都市内から車で約1時間半。京都府南丹市にある美山町は、町の96％が森林に覆われた自然豊かな地。中でも39棟のかやぶき屋根の民家が立ち並び、ノスタルジックな風景が広がる「かやぶきの里」は人気スポットです。
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美山町はどの季節、どの時間に訪れても美しいですが、特に澄んだ空気に包まれた朝の素晴らしさは別格。ひんやりとした山の空気を感じながら清流沿いや、草花に降りた朝露を踏みしめながら野道を散策をすれば、心が洗われていくようです。
「かやぶきの里」についてこちらも併せてお読みください ↓
注目ポイント① お宿の朝ごはん
旅の楽しみのひとつ、朝ごはん。美山にはかやぶきの一棟貸し宿や料理旅館、農家民宿など様々なタイプのお宿があり、地元ならではの食材を使った朝食が味わえます。宿に泊まった朝はいつもより少し早起きをして散歩をし、朝ごはんを堪能しましょう！
※お宿の情報は文末に掲載している「美山ナビ」をチック！
国有形登録文化財の古民家でブレックファーストを
美山Futon＆Breakfast
画像提供：美山DMO
かやぶき屋根の古民家を活かした１棟貸しのおしゃれな宿。海外の「ベッド＆ブレックファースト」を日本風にアレンジした「布団と朝ごはん」スタイルでの宿泊が楽しめます。
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朝食は、美山名産品を使用した洋朝食。メニューは地元のパン、無添加手造りソーセージ、自家製美山牛乳ヨーグルトに美山の卵スクランブルエッグ、美山ブルーベリージャム・ソースに「さいふぉん亭」の自家焙煎コーヒーや美山牛乳などといった地元ならではのメニューが並びます。
※内容は季節により変わります
これぞ正しき日本の朝ごはん
山里料理旅館いそべ
画像提供：美山DMO
特別に山から切り出した木材を使用し、クギを使わずに建てられた昔ながらのかやぶき屋根の本館と、個室タイプの別館で構成されたお宿です。
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こちらの朝食は有機肥料で育てた美山の美味しいお米と美山の野菜を中心としたおばんざいに鮭や美山の手作りソーセージなどが付き、ボリューム満点。ご飯がおいしくて何杯もおかわりしたくなります。
注目ポイント② いつもとは違う朝ご飯が作れる
ダッチオーブンで焼く！石臼挽き米粉パン体験
ゲストハウス遊
画像提供：美山DMO
お宿の朝ごはんもいいけれど自分たちで作るのも楽しいですよね。ゲストハウス遊では朝食用に美山でとれたお米を石臼で挽き、ダッチオーブンで米粉パンを焼く体験ができます。
こちらは日帰りでも体験することができ、その場合は生地を作ったら周辺を散策したり、道の駅でお買い物などをして醗酵が完了するのを待ち、その後、ダッチオーブンで焼きあげます。パン作りが初めてでも宿のオーナーさんが丁寧に教えてくれるので安心ですよ。「ダッチオーブンで焼く！石臼挽き米粉パン体験」 1人2500円
画像提供：美山DMO
その他にも、米粉マフィンを作ったり、七輪で具沢山のスパニッシュオムレツを焼いたり、石臼で黄粉を挽いてきなこクリームを作る体験もできます。※詳しい情報は文末に掲載している「美山ナビ」をチック！
注目ポイント② 朝からアクティブに楽しめるツアーがある
かやぶきの里プライベートガイドツアー
南丹市美山観光まちづくり協会
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- 画像提供：美山DMO
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多くの観光客で賑わう「かやぶきの里」ですが、朝は人が少なく、ゆっくりとめぐることができます。せっかくなら地元ガイドさんによる案内で、かやぶき屋根のヒミツや保存の取り組み、美山の暮らしや文化を解説してもらえるツアーに参加するのはいかがでしょう。
５日前までに予約が必要ですが、スタートは朝9時から可能です。
ガイド1名につき5500円（最少催行人数：2名）
画像提供：美山DMO
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その他、朝からアクティブに美山の大自然を楽しむ体験ツアーも沢山ありますよ。
例えば清流美山川をパックラフトと呼ばれるボートで下る「芦生川旅ツアー」（写真上）や自転車をレンタルして滝やダムまでサイクリングを楽しむのもいいですね（写真下）。
画像提供：美山DMO
また、京都丹波高原国定公園に指定されている広大な「芦生（あしゅう）の森」をガイドさんの案内で歩く「芦生の森ネイチャーガイドトレッキング」もおすすめ。
大都市に近い低山地としては非常にめずらしい森林のため、様々な動物や昆虫が見られるのだとか。
神秘的な森をトレッキングしてマイナスイオンを全身に浴びてませんか。
※詳しい情報は文末に掲載している「美山ナビ」をチェック！
意外に近い「日本の原風景」
いかがでしたでしょうか。美山町へ行くにはJR京都駅から直通バスもあるので楽に行くことができ、プチ旅気分を味わうには、ぴったり。
この夏の思い出に訪れてはいかがでしょう。
■■INFORMATION■■
一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会
京都府南丹市美山町安掛下23
TEL0771-75-9030 (水曜定休）
紹介した情報の詳細はこちらをご覧ください
美山ナビhttps://miyamanavi.com/topics/miyama-asatabi
