「鬼は〜外、福は〜内！」の掛け声とともに豆を巻いて邪気を払う節分。子供の頃、鬼の面を作り、豆をまいた思い出がある人も多いのではないでしょうか。今回は、節分に食べたい豆菓子をご紹介します。投げやすい小袋タイプや、かわいらしいパッケージ、個性あふれる味わいなどバリエーション豊富に揃っていますよ。おいしく食べて邪気を払いましょう♪
※記事中の情報・金額はすべて2025年1月時点・税込表記です。
子どももにっこり♡かわいいオニの豆菓子
【福知山市】ヒカミヤ
画像提供：ヒカミヤ
福知山市の新町商店街にお店をかまえる「ヒカミヤ」。オリジナルブランド「ONIMOUCHI」（おにもうち）では、かわいらしい鬼をデザインした商品もあり、「鬼っこお豆」（各600円）は煎り大豆に味付けした豆菓子です。赤鬼は青のり醤油味、青鬼は砂糖まぶし味で、ポリポリ食べ始めるとついつい手が止まらなくなるおいしさ。スタンド型のパッケージなので、食べる前に飾ることもできますよ～。オンラインショップ、福知山市内のお土産店などで購入できます。
福知山の一部地域では「鬼は内、福は外」の掛け声で節分祭が行われます。不思議な掛け声についてはこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
■■INFORMATION■■
ヒカミヤ
住所：福知山市下新1
電話：なし
※不定期オープン。営業日はInstagramで確認
HP：https://hikamiya.stores.jp/
Instagram：https://www.instagram.com/p/DD3PIw4zH75/?img_index=1
投げずに仲良く分け合うのもアリ！
【福知山市】大江作業所（小さなお菓子屋さん ポワン）
画像提供：大江作業所
福知山市と市民による「鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子」開発プロジェクトから誕生した「おにさんこちら」（４種詰合せ16個入り750円）。こちらは、「投げずに、分け合おう。」をコンセプトとしており、京小麦とたっぷりのバターが入った生地に、クラッシュしたロースト大豆を練りこんだひと口サイズの豆クッキーです。味はカシス、カカオ、レモン、煎茶の4種類。大江製作所内で購入できるほか、オンラインストア、京都丹後鉄道「大江駅」や「フクレル」でも購入できます。
思わず優しい気持ちになれるさくほろクッキーで鬼もヒトも笑顔になりましょう♪
■■INFORMATION■■
大江作業所（小さなお菓子屋さん ポワン）
住所：福知山市大江町二俣498番地
電話：0773-56-1627
時間：10:00～16:30（問い合わせ8:00～17:00）
休み：土・日曜、祝日
オンラインショップ：https://ooeshop.thebase.in/
HP：https://o-oe.net/
福知山鉄道館フクレルを取材した記事はこちら↓
子どもと一緒に楽しめる新スタイルの豆まき
【京都市】株式会社 豆富本舗
画像提供：株式会社 豆富本舗
創業1908（明治41）年、豆菓子一筋に歩んできた「豆富本舗」では、バリエーション豊富な豆菓子が並びます。「節分三角袋」（650円・写真左）は、三角錐の小さな袋に節分豆が入った小分けタイプ。こちらは節分の際に、家の中でまいた豆を食べさせられない・掃除が大変、といった声に応えて、投げた後も楽しめる形にしたのだそう。かわいらしい鬼のイラストにも注目です。
豆だけではなく、鬼にちなんだべっこう飴もありますよ。その名も「鬼のあしあと」（450円・写真右）。かわいらしい足跡を並べつつ、豆まきを楽しんでみてください。
※現在、店舗は改装につき休業中です。購入は髙島屋京都店銘菓百選売場をご利用ください。
■■INFORMATION■■
株式会社 豆富本舗
住所：京都市下京区東中筋通七条上る文覚町387
休み：土・日曜
HP：http://www.mametomi.co.jp/index.html
※店舗は2025年5月5日「豆菓子専門店 まめとみ」としてリニューアルオープン予定。
おつまみスタイルで節分を味わう
【京都市】京都こまめはん
画像提供：株式会社 豆富本舗
豆富本舗のセカンドブランド「こまめはん京都」はお豆サイズの小さな舞妓さん“こまめはん”が目印。「こまめはん<小箱>」（500円）は、わさびピスタチオ、カシュ―醤油、グリーンピスタチオ、カシューナゲット、梅ピーナツの5種類あり、自分用のおやつはもちろん、お土産にも喜ばれること間違いなし。お酒とともに節分を楽しんでみてはいかがでしょう？
■■INFORMATION■■
こまめはん京都
住所：京都市中京区新京極通り 四条上る中之町550
電話：075-222-2255
時間：10:00〜21:00
休み：不定休
HP：https://komamehan.jp/
抹茶チョコレートで味わう福豆
【京都市】祇園辻利
画像提供：祇園辻利
1860年創業の宇治茶の老舗「祇園辻利」の豆菓子は「抹茶チョコ福豆」（999円）。石臼挽き宇治抹茶を贅沢に使用した抹茶チョコレートに、旨味と甘味の相乗効果が感じられるよう香ばしく炒った、国産白大豆を使っています。
画像提供：祇園辻利
豆には、古来「生命力と魔よけの呪力がある」と言い伝えられており、豆を炒ることで「魔の目を射る」という意味があるとされています。また、同社はお茶を通して人々の健やかな毎日を目指しているということもあり、お茶と豆は縁起のいい組み合わせなんですよ。数量限定でなくなり次第終了になりますので、お早めに～。
■■INFORMATION■■
祇園辻利
住所：京都市東山区四条通祇園町南側 573-3
電話：075-551-1122
時間：10:30～20:00（ソフトクリームL.O.19:30）
休み：不定休
HP：https://www.giontsujiri.co.jp/
京飴の老舗が作る手作りの豆平糖
【宇治市】岩井製菓
画像提供：岩井製菓
創業1964（昭和39）年の京飴の老舗「岩井製菓」。昔ながらの手作りを大切にし、素材を活かした飴作りにこだわる名店です。
「福あめこづつみ」（７粒入り129円）は、国産大豆を手間暇かけて煎り上げ、べっこう飴に練りこんだ豆平糖です。豆の香ばしさを一緒に味わえる一口サイズの節分飴です。
画像提供：岩井製菓
写真は「鬼に金棒」（118円）。節分に欠かせない豆まきと鬼をイメージし、鬼の金棒に見立てたひと品です。こちらも「福あめこづつみ」同様に、大豆を煎り上げ、黒糖飴に練りこみます。手のひらほどの長さがあるため、食べ応えもたっぷりありますよ。
岩井製菓では飴作りの工程をYouTubeで配信しています。HPでも飴作りの様子を見られるので、職人の技をぜひご覧ください。
http://www.iwaiseika.com/syouhin/season-setubun.html
■■INFORMATION■■
岩井製菓
住所：宇治市莵道丸山203-3
電話：0774-21-4023
時間：9:00～18:00
休み：土・日曜、祝日
購入は直売所、オンラインショップにて https://iwaiseika.ocnk.net/
七五三に欠かせない千歳飴を取材した記事はこちら
