まだまだ暑い日が続きますが暦の上ではもう秋。秋といえば食欲の秋！美味しいものでお腹が満たされると、なんとも幸せな気分になりますよね。
今回は、豊かな自然に育まれた海産物や農産物が魅力の「海の京都」エリアで大注目の旬を迎える食材と、この秋から開催されるグルメキャンペーンについてご紹介します！
※記事中の情報はすべて2024年9月時点のものです。

現地で味わいたい！これから旬をむかえる海&山の食材

まずは食を通して海の京都の魅力を感じられる、旬の食材をご紹介！

アマダイ（ぐじ）

画像提供：京都府漁業協同組合

淡泊でほのかな甘みと旨みが特徴のアマダイは、丹後地域（宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町）では「ぐじ」と呼ばれ、京料理に欠かせない食材のひとつです。なかでも厳しい選別基準をクリアし、徹底した生産マニュアルに基づく高鮮度・高品質なぐじは「丹後ぐじ」として出荷されており、「京のブランド産品」にも選ばれています。

アオリイカ

画像：海の京都フォトギャラリー

丹後地域で水揚げされるアオリイカは、秋から春にかけて成長し、１キロを超える大型になることから、その味わいも併せて「イカの王様」と呼ばれています。甘みと旨みを含んだ肉厚で柔らかな身は、お刺身でいただいても美味しいのですが、一夜干しにしてサッと火で炙って食べるのが地元流なのだそう。少し水分が抜けることで、イカの甘みが増してさらに美味しくなるそうですよ。

サワラ

画像提供：京都府漁業協同組合

白味噌に漬け込んだ京都の伝統料理、西京漬けとの相性が抜群のサワラ。かつてサワラといえば瀬戸内海で獲れるものが有名でしたが、20年ほど前から日本海側での漁獲量が急増。過去には京都府が漁獲量日本一になったことも！ 丁寧に漁獲した上質のサワラは、たっぷりと脂がのったやわらかな身と、甘みの強い味わいが魅力。西京漬けが有名ですが、丁寧に扱われることからこそ食べられる刺身や炙りも絶品です。

ぶどう

画像提供：株式会社丹後王国ブルワリー

果物の産地として知られる海の京都。なかでも春から秋の降水量が少ない丹後地域はぶどうの栽培に適しており、京都府産ぶどうの約３割を生産しています。
大粒で強い甘みとフルーティーさが特徴の「ピオーネ」や、近年人気が高い種なしで皮ごと食べられる「シャインマスカット」など、各農園では様々な品種が育てられています。

梨

画像：海の京都 フォトギャラリー

丹後地域での梨栽培は明治時代から始まったといわれています。京丹後市の久美浜町や網野町を中心に、日当たりのよい場所でたっぷりと甘みを含んで育つ梨は、8月中旬から11月下旬頃にかけて様々な品種が収穫されています。
特に、久美浜町と網野町で栽培された二十世紀系の梨の中から、果実が大きく、糖度が高く、外観が綺麗なものが厳選され、京のブランド産品「京たんご梨」として出荷されています。

丹波くり

画像：海の京都 フォトギャラリー

日本原産の栗は縄文時代から栽培され、平安時代には丹波地域で栗作りが発達し、宮廷への献上品として用いられていたといわれています。
昼夜の寒暖差が大きい丹波の気候は栗の栽培に適しており、大粒で色つやが良く、ほくほくとした食感の甘い「丹波くり」は京のブランド産品にも選ばれており、京和菓子には欠かせない食材のひとつです。

万願寺甘とう

画像：photoAC

京のブランド産品、第1号として認証された「万願寺甘とう」は、大正末期に舞鶴市万願寺地区で栽培されたのが始まりといわれています。
肉厚で大型の万願寺甘とうは甘く柔らかい唐辛子なので、子どもでも安心して食べることができます。また、果肉には種が少ないため、そのまま素焼きにしたり、煮ても揚げても美味しくいただけます。

お得に食べよう！「海の京都 旬のグルメキャンペーン」

2024年9月1日（日）から10月31日（木）の期間で開催される秋の「海の京都 旬のグルメキャンペーン」では、旬の食材を使った対象メニューを注文してアンケートに答えると先着で800名に200円分、さらに、抽選で20名に1万円分の「海の京都コイン」がプレゼントされます。

海の京都コインはふるさと納税の返礼品として寄附額に応じて発行される電子ギフトですが、ふるさと納税以外にキャンペーン等の特典として地元の方や観光客も受け取ることができ、海の京都コイン加盟店で電子マネーと同じように使用できます。先着800名様にプレゼントされる200円分のコインはアンケート回答時に指定されたメールアドレス宛に届くので、すぐに使うことができますよ。
ぜひこの機会にキャンペーンに参加して、お得に旬の食材を味わってくださいね。

海の京都コインについて詳しくはこちら
https://www.uminokyoto.jp/coin/index.php

海の京都 旬のグルメキャンペーンについて詳しくはこちら
https://uminokyoto.jp/feature/detail_gourmet.php?spid=207

◾️◾️記事監修◾️◾️

中丹広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課
丹後広域振興局 農林商工部 農商工連携・推進課