画像：左上）海の京都フォトギャラリー、右上）ミルク工 房そら、左下）五老スカイタワー、右下）成相寺
京都府北部の「海の京都」は、絶好の海水浴スポットが点在するエリア。夏本番に向けて家族や友達同士で海水浴ドライブを計画している方も多いのでは？思いきり海を満喫したあとは、せっかくなので周辺の見どころやお楽しみスポットを満喫しちゃいましょう！
※記事中の情報・金額は2024年7月時点・税込表記です。
1.海水浴帰りに車で舞鶴の絶景パノラマ鑑賞
【舞鶴市】五老ヶ岳公園＆五老スカイタワー
画像提供：舞鶴観光協会
舞鶴市のほぼ中央に位置する「五老ヶ岳公園」は、海抜約300mの五老ヶ岳山頂に広がる自然公園。舞鶴湾（若狭国定公園）や舞鶴市街地が一望できる舞鶴屈指のビューポイントで、「近畿百景」の第一位にも選ばれています。
画像提供：舞鶴観光協会
公園内でひときわ目を引くのは、7階建てのビルに匹敵する地上高さ約50mの「五老スカイタワー」。五老ヶ岳の高さと合わせると海抜約350メートルに達する自然と一体化した展望塔なのです。
海抜325メートルの高さにある展望室へ上ると、リアス式海岸の美しい港や緑の山々、舞鶴の町並みなどが見渡せる360度の大パノラマが。海上自衛隊の護衛艦や豪華客船が湾内を行き交う様子も目にすることができます♪
画像提供：五老スカイタワー
タワー1階の「GORO SKY CAFE nanako」は、舞鶴の絶景とご当地グルメが一度に楽しめるとっておきのスポット。舞鶴名物の「まいづる海自カレー（1,500円）や夏季限定の「生メロンソーダ（900円）」など、ここでしか味わえないグルメ＆スイーツが目白押しです。
ラストオーダーが16時30分となっているので、到着時間によってはタワー展望室へ向かう前にこちらでひと休みしておきましょう。
■■INFORMATION■■
五老ヶ岳公園・五老スカイタワー
住所：京都府舞鶴市字上安237
TEL：0773-66-2582
時間：タワー展望室 平日9:00〜19:00、土日祝9:00〜21:00（季節により変動あり）
カフェ 10:00〜17:00（L.O.16:30）
休業日：無休
料金：タワー入館料 大人300円、小人（小・中学生）150円
駐車場：85台
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2.新鮮な海の幸を車でお持ち帰り＆その場で堪能！
【舞鶴市】道の駅 舞鶴港とれとれセンター
画像提供：舞鶴観光協会
国道175線沿いにある「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」は、その名の通り、舞鶴港で水揚げされたとれとれピチピチの海の幸が自慢の道の駅。日本海側最大級の規模を誇る「海鮮市場」には海産物や水産加工品を扱う8店舗が並び、店主らが威勢のいいかけ声で出迎えてくれます。
新鮮な海の幸をお持ち帰りできるだけでなく、店頭に並ぶ魚介をその場で調理してもらい、お刺身や海鮮焼きとしてすぐに味わえるのもこの市場の魅力。お味噌汁や漬物付きの「ご飯セット」に鮮魚店で買ったお刺身を合わせて、オリジナルの刺身定食を楽しめる食事処もあります。
海鮮市場のお隣には、舞鶴産の野菜や特産品がそろうファーマーズマーケット「あぐり」もあり、両方めぐれば舞鶴の海・山の幸を一挙に制覇できた気分！帰路につく前にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■■INFORMATION■■
道の駅 舞鶴港とれとれセンター
住所：京都府舞鶴市字下福井905
TEL：0773-75-6125
時間：9:00〜17:00 土日祝9:00〜18:00
休業日：水曜日
駐車場：200台
「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」大解剖！〜カニ漁解禁〜
3.海水浴場からも近い、車で行ける“昭和”
【舞鶴市】ドライブインダルマ
画像提供：ドライブインダルマ
神崎海水浴場や丹後由良海水浴場から車で約10分の距離にある立ち寄りスポットがこちら、「ドライブインダルマ」です。昭和感たっぷりの風情を醸し出す建物の中には、今では珍しいラーメンやうどん、ハンバーガー、瓶入りジュースなどの自動販売機がずらり。そう、ここは“自動販売機の聖地”と崇められる、ドライバーやライダーたちのオアシスなのです。
画像提供：ドライブインダルマ
自動販売機といっても多機能な現代のそれとは異なり、お金を投入すると自動的に調理が始まるシンプルなつくり。店内に両替機が設置されているので、小銭が足りない時も安心です。
麺類はどれもだしの効いた優しいお味で、小腹を満たすのにちょうどいいボリューム。トッピングのチャーシューやおあげなどは自家製、麺も隣の食堂で湯がいたものをこまめに補充しているので、半分手作りと言っていいかもしれませんね。自動販売機とお店の方の頑張りによって守られている“昭和の味”です。
■■INFORMATION■■
ドライブインダルマ
住所：京都府舞鶴市字丸田822-1
TEL：0773-82-0213
時間：8:00〜18:00
休業日：水曜日
駐車場：42台
自動販売機の聖地！ ドライブインダルマに行ってみた
4.ドライブの疲れも吹き飛ぶ天橋立絶景ポイント
【宮津市】成相山パノラマ展望所
画像提供：成相寺
日本三景の一つ天橋立を見ておきたい！という方におすすめなのが、宮津市にある「成相山パノラマ展望所（なりあいさんパノラマてんぼうしょ）」。成相山（鼓ヶ岳）は天橋立の北側にそびえる標高569mの山で、山腹には西国三十三所28番札所の古刹・成相寺があります。
山頂近くの展望所へは成相寺の駐車場で入山料（500円）を納め、急勾配の坂道を車で上ること約5分で到着します。
画像提供：成相寺
展望所から望む天橋立は、ドライブや海水浴の疲れも吹き飛ぶほどの美しさ。天橋立はもちろん、宮津湾や若狭湾全体を見渡せる大パノラマが広がっています。絶景に洗われた心で、願掛けの「かわらけ投げ」（3枚200円）に挑戦してみてはいかがでしょう。
画像提供：成相寺
土日・祝日のみ営業のカフェ「美人茶寮」で、天橋立の絶景を眺めながらドリンクやケーキを楽しむこともできます。店名は、“美人観音”として知られる成相寺のご本尊、聖観世音菩薩にちなんだもの。時間があれば、秘仏の観音様を安置する本堂をはじめ、たくさんの見どころがある成相寺の境内も巡ってみてくださいね。
■■INFORMATION■■
成相山パノラマ展望所
住所：京都府宮津市成相寺339
TEL：0772-27-0018（成相寺）
時間：8:00〜16:30（カフェは土日祝10:00〜16:00L.O.）
休業日：無休
料金：入山料500円
駐車場：20台
5.ドライブ時の「海の京都」情報＆お土産探しに便利
【宮津市】道の駅 海の京都宮津
画像提供：天橋立観光協会
「道の駅 海の京都宮津」は、日本三景・天橋立に最も近い道の駅。北前船の蔵をイメージした「観光案内所」、とれたての野菜やお土産物を扱う「宮津まごころ市」、飲食店2店舗が入居する「おさかなキッチンみやづ」の3施設が並んでいます。
人気のお土産は、おさかなキッチンみやづ内の「HAMAKAZE Cafe」が手がける「丹後の渚ジュレ（550円）」と「天橋立チーズケーキ（500円）」（写真右上）。ジュレには京丹後市の夕日ヶ浦の塩を、チーズケーキには宮津の老舗茶舗が厳選した高級抹茶を使用した、目にも鮮やかなスイーツです。
日持ちを気にせず気軽に買える「宮津カレー焼きそば袋麺（1袋362円）」（写真左下）も要チェック。「焼きそばのような、ラーメンのような、一度食べたら忘れられない不思議な味」と称される宮津市民のソウルフード、試さずにはいられませんね。
■■INFORMATION■■
道の駅 海の京都宮津
住所：京都府宮津市字浜町3008
TEL：0772-25-1382（観光交流センター）
時間：施設により異なる
休業日：施設により異なる
駐車場：438台
天橋立のお土産にしたい可愛いスイーツが続々登場！
6.オートキャンプ場を備えた京丹後の観光拠点
【京丹後市】道の駅 てんきてんき丹後
画像提供：道の駅 てんきてんき丹後
国道178号沿いにあり、山陰海岸ジオパークのジオスポット「立岩」に歩いて行ける距離。一度聞いたら忘れられないユニークな名称は、地元・竹野神社の秋祭りの神事のかけ声「テンキテンキ」にちなんだものです。
画像提供：道の駅 てんきてんき丹後
広々とした館内には、海産物の加工品や丹後の特産品を豊富に揃えたお土産コーナーや、海の幸を生かしたメニューが自慢のフードコート、山陰海岸ジオパーク京丹後市情報センターなどがあります。
画像提供：道の駅 てんきてんき丹後
お土産としても人気の鯖のへしこを使ったおにぎり「鬼へしこセット（580円）」は、鼻をふんわり抜けるぬかの香りとほどよい塩辛さが白米にマッチ！海水浴で汗をかいたあとの栄養補給にぴったりです。
道の駅の裏にはオートキャンプ場も併設されており、夏季は1サイト3,500円〜5,000円で利用できます。泊まりがけで海のレジャーを満喫するのもアリですね。
■■INFORMATION■■
道の駅 てんきてんき丹後
住所：京都府京丹後市丹後町竹野313-1
TEL：0772-75-2525
時間：9:00〜17:30（季節により変動あり）
休業日：第2・第4火曜（7月は第２火曜、8月は第4火曜のみ）
駐車場：54台
7.遊んだ後の甘いもの♪しぼりたてのミルクの美味しさに感動必至！
【京丹後市】丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら
画像提供：丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら
「丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら」は、京都府の西北端に位置する久美浜町の豊かな自然に囲まれた小さな牧場。愛情を込めてジャージー牛を育てているオーナーが「牛乳のおいしさを多くの人に伝えたい」と、2004年に乳製品製造工房と直売店舗を兼ねた「ミルク工房そら」を開きました。
牛乳はもちろん、バターやチーズ、ヨーグルト、さらにはプリンや焼き菓子まで揃い、いずれも冷蔵・冷凍状態でお持ち帰りが可能。併設のカフェスペースでは土日・祝日のみ、自家製チーズをたっぷり使った「石窯ピッツァ（1,550円〜）」もいただけます。
画像提供：丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら
そんなミルク工房の一番のおすすめは、しぼりたてのジャージー牛乳を使った「牧場のソフトクリーム（400円〜）」。ジャージー牛乳のミルクの味は濃厚ですが、後味はあっさりしていてペロリと完食できちゃいます。久美浜方面の海水浴帰りにぜひ味わってみてくださいね。
■■INFORMATION■■
丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら
住所：京都府京丹後市久美浜町神崎411
TEL：0772-83-1617
時間：10:00〜17:00
休業日：木曜（7月・8月は無休）
駐車場：20台
青い空と海を眺める旅―丹後半島絶景ドライブ！
【京丹後市】西日本最大級の道の駅「丹後王国 『食のみやこ』」を大解剖！
